方法としての構築主義

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方法としての構築主義

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  • サイズ A5判/ページ数 252p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326602568
  • NDC分類 361.04
  • Cコード C3036

内容説明

つかえる構築主義。どのような概念装置やアイデアをつかえば分析が首尾よく進むのか。経験的な方法論として鍛え上げた試みを提示する。

目次

構築主義で何をするのか―経験的探究の方途の成熟のために
第1部 経験的なフィールドワークにもとづく構築主義(「ひきこもり」社会問題化における精神医学―暴力・犯罪と「リスクの推論」;「安全・安心」というるつぼ―生活安全条例を中心に;社会問題のサイクルと経路依存性―「非実在青少年」規制をめぐって;緩慢な自殺から緩慢な殺人へ―日本における喫煙問題と受動喫煙という概念;ケースを記録する―強調する、省略する、共有する)
第2部 歴史を対象とする構築主義(男の猥談に現れる女の性欲―1960年代雑誌記事の「レスビアン」言説;近代日本における被害者像の転換;戦後日本の団地論にみる「個人主義」と「家族中心主義」―「孤立」をめぐる言説史の視点から;写真と写真ディスコース―コンポラ写真をめぐるカテゴリーの変遷;種の曖昧な縁―ハッキングの歴史的存在論について;社会問題の構築とレトリック―論法・転義・同一化)
構築主義との出会い

著者等紹介

中河伸俊[ナカガワノブトシ]
1951年生まれ、京都大学大学院文学研究科修了・博士(文学)。現在、関西大学総合情報学部教授

赤川学[アカガワマナブ]
1967年生まれ、東京大学大学院人文社会系研究科修了・博士(社会学)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りょうみや

16
「構築主義とは何か」に続けて読む。こちらのほうが専門用語が少なく読みやすいが前書の方が印象には残っている。構築主義とは何かというと、最近のベストセラー本「サピエンス全史」において宗教など集団で形のないもの「虚構」を作り上げて人類はまとまっていったとあったが、この虚構を「構築」するものと言えば分かりやすいかもしれない。本書の前書きで「あえて大胆に言うなら、構築主義とは社会学主義」と言っているように、社会学にとっては当たり前のように浸透している概念でもある。2019/03/03

ひろとん

0
一章「ひきこもり」社会問題化における精神医学。2000年に起きたひきこもりに関する三つの事件報道、そうしたリスク要因化を基に厚生労働省の製作した「ひきこもりガイドライン」で暗躍した精神医学者達を暴く、というような本。社会問題の構築主義は何がしたいのだろうか?彼らが無意識に境界策定した資料群の中から、恣意的に事象を結びつけて「現実」を説明しようとする努力には虚しさを感じる。2017/09/06

ぷほは

0
ななめ読み。うーん、10章のハッキングの議論は少し違和感があるな。特に注3の種のループ効果がない?「普通種」についてもっと知りたい。2015/04/14

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