現代スペインの経済社会

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  • サイズ B6判/ページ数 263,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326550678
  • NDC分類 332.36
  • Cコード C3033

内容説明

EU内でもGDPで5大国の一角を占め、存在感を高めるスペイン。世紀を跨ぐ繁栄期と現在の大不況の分析から浮かび上がる、その実像。

目次

スペインのヨーロッパ回帰と「ヨーロッパ統合」への参加
1 移民の送出し国から受入れ国へ―繁栄期のあかし(その一)(ラテンアメリカへの殖民と移民;欧州への移民;受入れ国となったスペインの移民問題)
2 直接投資の受入れ国から送出し国へ―繁栄期のあかし(その二)(スペインへの外国直接投資;スペインの多国籍企業と海外進出)
3 長期安定成長(一九九六~二〇〇七年)の生成と展開そして終焉(繁栄期をもたらした諸要因;繁栄期のハイライト―住宅建設ブームからバブルへ;住宅バブルの崩壊とスペイン経済の現状)
むすび―スペイン政府はソブリン危機を回避できるか

著者等紹介

楠貞義[クスノキサダヨシ]
1944年大阪府に生まれる。1966年大阪外国語大学イスパニア語学科卒業。続いて、大阪市立大学経済学部・同大学院博士課程修了。1995年経済学博士(関西大学)。現在、関西大学経済学部名誉教授。専攻は国際経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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hajimemasite

1
表題は現代スペインとあるが、現代スペイン経済の起点となった近代スペインに関しての説明も十分で、著書単体でスペインの経済社会史として完結している。とはいえ、主な論点は移民政策と投資なため、包括的な経済や社会に関しての論説は一応触れられているが突っ込んで記述はされていない。個人的によかったこととして、この本が移民政策の変移というのを深く扱っているため、今日取り沙汰される事が多い移民問題に関し、ヨーロッパ内の移民政策の変容をケーススタディとして詳しく知ることが出来たのがよかった。2016/03/02

メルセ・ひすい

1
15-101まず勤勉であれっっが無い!なんか植民地主義礼賛!まず「新大陸!発見?」新大陸発見? 先住民ありありを無視! 16~17世紀にポルトガルと地球をなんの根拠もなく山分けしていた。しかしスペインから植民地を略奪、奪取した米国も超浪費でインディアンから略奪した富を猛烈浪費し21世紀までで、使い尽くした。正に蟻とキリギリスだっっっ★いまやEU内でもGDPで5大国の一角を占め、存在感を高めるスペイン。世紀をまたぐ繁栄期と現在の大不況の分析から浮かび上がるその実像とは`90~3Kの忌避!移民で? 2011/12/06

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