出版社内容情報
本書の目的は、「経済」、「政治」、「社会」の3つの軸から、著者自身の地域活性化の体験に基づき、その経験を理論・実証的に体系化することで、今後の「地方創生」の取り組みに向けた政策的インプリケーションを得て、具体的な「地方創生」の制度デザインを提案することである。
内容説明
地域創生のカギは“DWCM”だ。地方創生関係者必携!地方創生を失敗させないために必要なこととは何か!?地域経済を再生させ、成長させるために必要な処方箋。地域に住む人々が幸せを感じられるような地域を作るための仕組みとマネジメント。地方創生を経済政策、人口と都市政策、地域づくりの3つの視点から、その答えを考える。
目次
「安倍一強時代」のはじまり
第1部 経済政策と地方創生(ハイブリッド・アベノミクスと地方創生;地方創生という経済政策:ローカルアベノミクスという鎹)
第2部 人口問題、地域政策と地方創生(「地方創生」という「笛の音」;大都市の地方(地域)創生と多核ネットワーク型生活経済圏)
第3部 地域づくりと地方創生(幸せと満足感を育む地域づくり;地域の幸せを高めるコミュニティマネジメント)
結びに代えて:普遍的な価値を手にするとき
著者等紹介
矢尾板俊平[ヤオイタシュンペイ]
淑徳大学コミュニティ政策学部准教授、コミュニティ政策学科長、博士(総合政策)。2001年3月中央大学総合政策学部卒業。2008年3月中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了。2003年3月から2008年3月まで、独立行政法人経済産業研究所リサーチアシスタント、2008年4月から2010年3月まで、三重中京大学現代法経学部専任講師。2010年4月から2013年3月まで、淑徳大学コミュニティ政策学部専任講師、2013年4月から同准教授、2014年4月から同学科長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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