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北東アジアの歴史と記憶

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  • サイズ A5判/ページ数 315,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326302260
  • NDC分類 220
  • Cコード C3031

出版社内容情報

北東アジアにおける記憶の問題は、なぜ西洋のそれより執拗で強く主張されるのか。アジアにおける集合的記憶の形成過程に迫る論文集。

内容説明

紛争の歴史はどのように集合的記憶として象徴化され、「歴史カード」として操作されるのか。政治経済・社会的環境は集合的記憶の形成にどのように作用するか。日中韓の集合的記憶をめぐる論文から、アジアにおける集合的記憶の形成過程に迫り、和解の方途を探る。

目次

第1部 日本研究(靖国神社という難問―日本の争われているアイデンティティーと記憶;日本の平和主義―問題のある記憶;責任、悔恨、日本の記憶の中のナショナリズム)
第2部 中国研究(政治的中心、進歩的な物語と文化的なトラウマ―一九三七~一九七九年の中国において南京大虐殺と折り合いをつけること;代替的ジャンル、新メディア、中国文化大革命の対抗記憶;中国国歌の変化する運命 ほか)
第3部 韓国研究(悪化させられた政治―韓国における政治的トラウマの遺産;共和制韓国における朝鮮君主制、一九四五~一九六五年;独島・竹島紛争における視差ビジョン ほか)

著者等紹介

金美景[キムミキョン] [Schwartz,Barry]
広島市立大学広島平和研究所准教授

シュウォルツ,バリー[シュウォルツ,バリー]
ジョージア大学名誉教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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