出版社内容情報
世界の、そして日本の考古学が進むべき道は? プロセス考古学とポストプロセス考古学の対話を通して、世界的潮流とその針路を探る。
はじめに[井原泰雄]
第1章 考古学理論との対峙──プロセス考古学とポストプロセス考古学をなぜ議論するのか[中尾央]
第2章 [対談]ムカシのミライ:プロセス考古学×ポストプロセス考古学[阿子島香・溝口孝司・中尾 央 司会:菅野智則]
第3章 プロセス学派とポストプロセス学派の相克をめぐる人類学的布置[大西秀之]
第4章 歴史科学としての現代考古学の成立──研究者ネットワークと周辺分野との関係について[三中信宏]
第5章 埋蔵文化財にかかわる日々の業務の中で[菅野智則]
第6章 プロセス考古学の現在から日本考古学の未来へ[阿子島香]
第7章 ポストプロセス考古学的フェイズにおける社会考古学──リコメント、あるいは同時代的状況の中で適切に体系的に「温故知新」を行うために[溝口孝司]
あとがき[田村光平・有松唯]
索引
阿子島 香[アコシマ カオル]
監修
溝口 孝司[ミゾグチ コウジ]
監修
内容説明
考古学の二大潮流をなすプロセス考古学とポストプロセス考古学。その両雄である、阿子島香と溝口孝司が向き合い、語り合った。哲学、生物学、人類学も交え、日本の考古学を一歩先へ!
目次
第1章 考古学理論との対峙―プロセス考古学とポストプロセス考古学をなぜ議論するのか
第2章 対談 ムカシのミライ:プロセス考古学×ポストプロセス考古学
第3章 プロセス学派とポストプロセス学派の相克をめぐる人類学的布置
第4章 歴史科学としての現代考古学の成立―研究者ネットワークと周辺分野との関係について
第5章 埋蔵文化財にかかわる日々の業務の中で
第6章 プロセス考古学の現在から日本考古学の未来へ
第7章 ポストプロセス考古学的フェイズにおける社会考古学―リコメント、あるいは同時代的状況の中で適切に体系的に「温故知新」を行うために
著者等紹介
阿子島香[アコシマカオル]
1955年生。ニューメキシコ大学大学院博士課程修了。Ph.D.現在は東北大学大学院文学研究科教授。専門は考古学
溝口孝司[ミゾグチコウジ]
1963年生。ケンブリッジ大学大学院博士課程修了。Ph.D.現在は九州大学大学院比較社会文化研究院教授。専門は社会考古学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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