分析化学実技シリーズ<br> 文化財分析

個数:
  • ポイントキャンペーン

分析化学実技シリーズ
文化財分析

  • ウェブストアに11冊在庫がございます。(2024年05月04日 12時37分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 120p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784320044555
  • NDC分類 709
  • Cコード C3343

出版社内容情報

 本書は,分析化学を志す学生や,分析化学が専門でない研究者を対象として,文化財の分析を行う際の基本的な考え方,分析機器の特徴,そして実際の分析例を紹介しながら,分析結果の意味するところをわかりやすく解説したものである。
 これまで考古学,歴史学,美術史学など人文科学的な学問が先導してきた文化財という対象に対して,近年さまざまな分析機器を用いた調査・研究が行われるようになってきた。これらの調査は,考古学や歴史学の定説を塗り替えるほどの結果をもたらすこともあり,得られた結果を解釈するには,分析化学の手法や機器の特徴を十分に理解していることが重要である。
 本書では,両著者が所属する東京文化財研究所・奈良文化財研究所というわが国における文化財研究の中心的機関から近年発表された分析調査のうち,本書の読者にふさわしいと思うものを選択して紹介している。

Chapter 1 文化財の保護と保存科学
1.1 文化財とは
1.2 文化財保護の歴史
1.3 法隆寺金堂壁画の保存と分析化学
1.4 永仁の壺事件と分析化学
1.5 文化財研究所の設立と保存

Chapter 2 文化財と分析化学
2.1 非破壊・非接触分析の必要性
2.2 文化財分析の考え方
2.3 文化財分析の目的
2.4 文化財分析のタイミング
2.5 分析値の代表性

Chapter 3 文化財の分析方法
3.1 材料調査手法
3.2 考古学的・歴史学的調査手法
3.3 展示・収蔵環境調査手法

Chapter 4 絵画の分析
4.1 国宝「源氏物語絵巻」
4.2 伊藤若冲「動植綵絵」

Chapter 5 古墳壁画の分析
5.1 国宝「高松塚古墳壁画」の彩色材料
5.2 国宝「高松塚古墳壁画」の下地漆喰の状態

Chapter 6 絵図・地図の分析
6.1 国絵図
6.2 伊能図

Chapter 7 金属資料の分析
7.1 国宝「稲荷山鉄剣」
7.2 国宝「鵲尾形柄香炉」
7.3 国宝 平等院「鳳凰像」
7.4 江戸時代の銀貨

Chapter 8 古代ガラスの分析
8.1 古代ガラスの分類方法
8.2 飛鳥寺 塔心礎出土 ガラス玉
8.3 追土横穴墓群出土 斑点紋トンボ玉

日本分析化学会[ニホンブンセキカガクカイ]
編集

早川 泰弘[ハヤカワ ヤスヒロ]
著・文・その他

高妻 洋成[コウヅマ ヨウセイ]
著・文・その他

目次

1 文化財の保護と保存科学
2 文化財と分析化学
3 文化財の分析方法
4 絵画の分析
5 古墳壁画の分析
6 絵図・地図の分析
7 金属資料の分析
8 古代ガラスの分析

著者等紹介

早川泰弘[ハヤカワヤスヒロ]
1987年武蔵工業大学大学院工学研究科原子力工学専攻修了。現在、東京文化財研究所保存科学研究センター副センター長。博士(工学)。専門:分析化学、文化財保存科学

高妻洋成[コウズマヨウセイ]
1991年京都大学大学院農学研究科博士後期課程林産工学専攻単位認定退学。現在、奈良文化財研究所埋蔵文化財センター長。博士(農学)。専門:文化財保存修復科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひぐっち

1
「分析化学はこんなところでも使われています」的な事例集。とても簡易。難易度的には学部生向けか。大半が蛍光X線分析事例であった。2019/05/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13049303
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。