出版社内容情報
壮大なフランスの歴史をローマ帝国の時代から現代までをわかりやすく解説。パリ同時多発テロを受け、その歴史的背景を増補！
【著者紹介】
1961年、東京都生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。現在、駒澤大学文学部准教授。近世フランス史専攻。主な共著に『フランス革命とナポレオン』、『近代ヨーロッパの探求 軍隊』など。
内容説明
フランスらしさとは何か？フランス革命の「大義」がその後に与えた影響とは？パリ同時多発テロを受け、その歴史的背景を増補！テロはなぜ起こったのか？壮大で華麗、時に過酷な歴史をケルト・ローマ帝国の時代から現代までを解説する。決定版！！
目次
ローマとフランク王国
カペー朝の成立
フランス王国の発展
百年戦争とヴァロワ朝
ルネサンス王政
宗教戦争とブルボン朝の成立
絶対王政の輝き
一八世紀の政治と文化
フランス革命とナポレオン
一九世紀のフランス
第三共和政の成立
現代のフランス
著者等紹介
佐々木真［ササキマコト］
１９６１年東京都生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。現在、駒澤大学文学部教授。近世フランス史専攻（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花林糖
15
（図書館本）旧版より16頁増。このシリーズは絵図や写真が豊富で読みやすいのが魅力的。興味のあったフランク王国～フランス革命以前まで面白く読めた。それ以降は流し読み程度。フランク王国についてもう少し知りたいので他の本を読んでみよう。2016/04/12
α０３５０α
8
タイトルから中世フランスについての本かなと思っていたらまさかのフランク王国から2015年までという本当に最初から現在までの内容で驚きました。普段読まない時代のことは勉強になって良かったです。でもやはり中世～フランス革命までが一番面白いですね。2016/08/08
kanaoka 56
6
読み進めにくい本だが、学ぶことが多く、面白い。 現代フランスの抱える諸問題について、歴史歴背景を踏まえて考察することができる。2019/04/29
qwer0987
4
フランスの歴史を教科書的ではあるけど、丁寧に解説していて勉強になる。個人的に印象に残ったのはやはりナポレオンで、その出世の速さと仕事っぷりに、彼の天才性を見ることができた。しかしフランスはフランス革命の影響が強いなという印象を新たにする。既得権層を排除するため宗教要素は排除されるなど、革命の理念を追求している感は強い。その理念の追求が移民への不寛容にもつながっているように読めた。そう考えるとフランスは見た目よりも内部に閉塞感を抱えた国と言えるのかもしれない。2019/02/16
takao
1
ふむ2021/12/24
