出版社内容情報
若者たちのリアルと大人たちの視線とが交わってはズレてゆく、80年代からの軌跡。自己の「多元化」の実像を更に追究する章を増補。
【著者紹介】
1964年生まれ。東京学芸大学教授。専門は社会学(自己論・物語論・若者文化論)。『趣味縁からはじまる社会参加』『自己への物語論的接近』など。
内容説明
若者たちのリアルと大人たちの視線とが交わってはズレてゆく、80年代からの軌跡。オタク、自分探し、「個性」教育、ひきこもり、キャラ…補章「拡大する自己の多元化」を追加収録―最新調査から見えるアイデンティティの現在とは?
目次
第1章 アイデンティティへの問い
第2章 それは消費から始まった
第3章 消費と労働との間で
第4章 「コミュニケーション不全症候群」の時代
第5章 コミュニケーションの過少と過剰
第6章 多元化する自己
第7章 多元的自己として生きること
補章 拡大する自己の多元化―世代・時代・年齢
著者等紹介
浅野智彦[アサノトモヒコ]
1964年、仙台市生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京学芸大学教育学部教授。専門は社会学(自己論、アイデンティティ論、物語論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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