内容説明
土木教程選書『新版土木材料学』(2003年)の内容をベースに、土木構造物を担う土木材料の重要性を、より理解しやすく伝える新しい土木材料学の教科書。施工現場をイメージさせながら、材料を利用するユーザーの立場からの知識、経験工学である側面を十分にカバーするように編纂した。
目次
序章 日本の建設分野のあらまし(日本の建設産業の歴史;わが国の建設産業の仕組み ほか)
第1章 コンクリート構造物とその材料(セメント・コンクリートの歴史;コンクリート構造物の長所と短所 ほか)
第2章 鋼構造物とその材料(鋼構造物の種類と特徴;鋼橋の歴史と形式 ほか)
第3章 仮設構造物とその材料(地下鉄工事の計画の考え方;地下鉄工事の仮設構造物の材料と設計・施工の考え方)
第4章 アスファルト舗装とその材料(アスファルト混合物の材料;アスファルトの試験方法と品質規格 ほか)
第5章 環境を考慮した新しい材料(分類;利用 ほか)
著者等紹介
原田宏[ハラダヒロシ]
1932年、東京生まれ。1955年、日本大学理工学部土木工学科卒業。1991年、日本大学理工学部土木工学科教授。2002年、日本大学教授を定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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