目次
序論
第1部 助詞「を」をめぐって(「を」のスキーマ的意味;「を」の起点用法の使用条件をめぐって;「穴を掘る」型表現の本質;二重ヲ格構文の一側面―所謂「目的語所有者上昇構文」について)
第2部 助詞「に」をめぐって(「に」のスキーマ的意味;受益構文の使用条件と助詞「に」;与益構文における「に」格名詞句の使用条件をめぐって;与益構文と受益構文の非対称性―与益者・受益者の表現をめぐって)
第3部 「を」と「に」(「を」「に」の省略現象;「を」使役と「に」使役―助詞「を」「に」のスキーマ的意味からの考察)
結語
著者等紹介
竹林一志[タケバヤシカズシ]
1972年12月茨城県生まれ(1歳半より東京港区で育つ)。1991年4月学習院大学文学部日本語日本文学科入学。1993年4月~1994年3月オーストラリア国立大学に留学。1996年3月学習院大学文学部日本語日本文学科卒業。1996年4月学習院大学大学院人文科学研究科日本語日本文学専攻博士前期課程入学。2001年3月学習院大学大学院人文科学研究科日本語日本文学専攻博士後期課程単位取得満期退学。2003年3月学習院大学より博士(日本語日本文学)の学位取得。2005年4月日本大学商学部に専任講師として着任、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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