ワールドミュージック/世界音楽入門

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  • サイズ B6判/ページ数 227,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784276135321
  • NDC分類 760
  • Cコード C0073

出版社内容情報

世界音楽を他者の音楽ではなく、我々が主体的に体験する音楽という視点で書かれた入門書。

内容説明

気鋭の音楽民族学者による人類の音楽史への序章。

目次

第1章 はじめに―世界音楽における神話と意味
第2章 西洋と世界
第3章 神話と歴史のあいだ
第4章 民衆の音楽
第5章 国家の音楽
第6章 ディアスポラ(離散、他国への移住者)
第7章 コロニアル音楽、ポストコロニアル世界、ワールドミュージックのグローバル化

著者等紹介

ボールマン,フィリップ・V.[ボールマン,フィリップV.][Bohlman,Philip V.]
1952生まれ。現在シカゴ大学の人文科学および音楽科の教授で、メアリー・ワークマン寄付講座教授の椅子を占める。また、同大学のユダヤ研究所の長でもある。彼は今期(2005~2007)アメリカ合衆国の音楽民族学会(SEM)会長の地位にある。ボールマン教授の研究と教育は音楽民族学の広い範囲をカヴァーするが、とりわけ彼の研究は音楽と宗教、音楽とナショナリズムやレイシズムとの問題、音楽とポストコロニアリズムや政策の問題、民俗音楽、ユダヤ音楽、中東や南アジアの音楽、そして、北米の音楽と多文化主義の問題などに焦点を当てている。彼はウィスコンシン大学(マディソン校)を卒業(ピアノ専攻)後、ヘブライ大学、イリノイ大学(アーバナ=シャンペイン校)の大学院で研究をつづけ、イリノイ大学で修士および博士の学位を取得した。フライブルク・イム・ブライスガウ大学、ベルリンのフンボルト大学、タインのニューカースル大学、ウィーン大学など、いくつかの大学で客員教授として教鞭をとる。またロイヤル音楽協会からエドワード・デント・メダルを、またベルリンのアメリカン・アカデミーからベルリン賞を授けられている。彼は世界音楽の理論的歴史的研究のみならず、二十世紀前半の東欧ユダヤ人のミュージカル(キャバレー・アンサンブル)の復興演奏にも積極的で、「ニュー・ブダペスト・オルフェウム・ソサエティ」の芸術監督としても活躍している

柘植元一[ツゲゲンイチ]
1937年生まれ。米国ウェスリヤン大学助教授、国立音楽大学教授、東京藝術大学教授を経て、東京藝術大学名誉教授。中国新疆藝術学院客員教授、米国タフツ大学客員教授。元社団法人東洋音楽会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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