目次
持続可能性の問い直し(ポスト3.11と「持続可能性」のコペルニクス的転換―危機の時代に「人間らしく生きるための条件」を求めて;持続可能性をめぐる制御不能性と制御可能性;制度的なリスク制御の破綻―原発事故の制度問題)
被災地から見えるもの(被災地支援から見る地域の持続可能性と課題―被災住民のエンパワメント形成による地域再生に向けて;歴史の記録・記憶をどう守るのか―公文書レスキュー;震災津波:地理的環境から、三陸の漁村集落のあり方を見つめ直す―小さな集落の復興・再生に向けて;3.11ボランティアの「停滞」問題を再考する―1995年のパラダイムを超えて)
原発事故災害との格闘(原発・県外避難者の困難と「支援」のゆくえ―埼玉県における避難者と自治体調査の知見から;原子力災害下における福島・東日本の農業の課題と展望―危機的状況の中でも制御可能な対策を求めて;消費社会における「食の安全」の限界;電気事業としての再生可能エネルギー政策―福島県いわき市における持続可能なエネルギー事業に向けて)
著者等紹介
長谷部俊治[ハセベトシハル]
1951年生まれ。法政大学社会学部教授。専門は、行政法、国土・都市・地域政策
舩橋晴俊[フナバシハルトシ]
1948年生まれ。法政大学社会学部教授。専門は、環境社会学、社会計画論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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