現代都市理論講義―時代を再読せよ

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  • サイズ A5判/ページ数 285p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784274213496
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C3052

内容説明

1960‐70年代、それまでにはなかった都市に関する先鋭的な理論と表現が、この時期に集中して、爆発的に生み出された。しかも、世界各地で、ほぼ同時に。本書は、それらを検証する書である。

目次

第1章 近代都市計画とその限界
第2章 メタボリズム
第3章 アーキグラム
第4章 クリストファー・アレグザンダー
第5章 アルド・ロッシ
第6章 シチュアシオニストとニュー・バビロン
第7章 ロバート・ヴェンチューリとデニス・スコット・ブラウン
第8章 マンフレッド・タフーリ
第9章 コーリン・ロウ
第10章 デリリアス・グローバル・シティ:レム・コールハースと現代都市

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

引用

2
都市計画理論史ではないが、モダニズム以降の都市に関係した建築の理論史としてかなり整理されたものであった、しかし誤字脱字が多く助詞が意図的かと思われるほど抜けているのが現代的で趣がある。2019/09/17

Hiromu Yamazaki

1
各理論家の簡単な要約集。「現代」と名はつくが実質的には1960-70年代の有名建築家の再解釈と言って良い。大都市の現状を(賛否はどうあれ)どう捉えるか考える際のベースとして最低限知っておくべき(=持っているべき)程度の情報量。続きは原書。2013/10/12

Noy_nak13

0
すごく整理された。2016/04/05

motoki fujitani

0
近代都市史をしっかりと学んだことがなかったため購入。あとがきに書いてあるように初学者でも容易に読むことができ、詳細な説明が足りないように感じる部分もあったが、原本を読みたいと思えるような内容だった。それが意図して作られており良著。ざっくりとした歴史を追うことができ、勉強になった。2014/11/01

KakeruA

0
1960年以降(主に60-70年代)の都市計画に関する理論を広く収録している。近代都市計画以降の"計画"を乗り越えるためのさまざまな試みは、計画の主体が見えない中で何を手がかりに都市を編集していくのかに当てられているようだ。メタボリズムやアーキグラムらの夢想した交換可能性や流動性、人々の行為の集合体としての都市、政治や経済が推し進める都市のオートメーション…。自走する都市を支えるアーキテクチャを考える上で、重要な視座が詰まっている一冊だと考えられる。2013/12/07

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