内容説明
エゴイズムの建築空間。田原桂一が5年の歳月をかけて撮り続けた世紀末建築の数々。
目次
リュイス・ドメネク・イ・モンタネル
マヌエル・ラスパル・イ・マイヨール
ジョセップ・プーチ・イ・カダファルク
アントニ・ガウディ・イ・コルネット
ジョセップ・マリア・ジュジョル・イ・ジベール
ジョゼフ=フェルディナン・シュヴァル
著者等紹介
田原桂一[タハラケイイチ]
光そのものを捉えるために写真のみならず、様々な作品で光の物質化の探求を続ける孤高のアーティスト。代表作に「窓」、「エクラ」、「顔貌」、「世紀末建築」、「パリ・オペラ座」など。受賞歴:フランス文化功労賞、木村伊兵衛賞受賞など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヴェネツィア
322
カタルニア・モデルニスモの建築空間を渉猟した写真集。ただ、建築物の全体を撮ったものはほとんどなく、もっぱら室内空間や装飾の細部に拘泥したものである。こうして見ると、ガウディが必ずしも突出した存在だったのではなく、彼もまた大きな潮流の中にあったことがわかる。つまり本書の編集の意図はそうしたところにあるのだろう。もちろん、そうだからといってガウディの天才性を否定するものではさらさらないのだが。これを読むと(見ると)、あらためてバルセロナのモデルニスモ巡礼に行きたくなる思いになる。2021/09/17
沢風南
1
図書館。石とステンドグラスとモザイクタイル、素敵だー。バルセロナはいつか行ってみたい都市。2014/07/27