出版社内容情報
人を助けるひとは、なぜ自分を助けられないのか。
「感情を出す人をレベルが低いと見下す」“オレ様”開業医のヨウスケさん。「他人の世話ばかりしてしまう」“いい人”心理士のワカバさん。本書に登場するふたりは一見対照的ですが、意外な共通点があります。どちらも「つらいと言えない」のです。いえ、もしかして医師・看護師をはじめとする援助専門職は、みなこの“病”を持っているのかもしれません。そんな人たちが、マインドフルネスとスキーマ療法をやってみたら……。
目次
私はなぜこの本を書いたのか―長いまえがき
第1章 ヨウスケさんと行ったマインドフルネス
1 ヨウスケさんとの出会い
2 背中の痛みのセルフモニタリングにトライするが……
3 マインドフルネスの練習を始める
4 夫婦関係の調整
5 ふたたびマインドフルネスのワークへ
6 ヨウスケさんの気づき
第2章 スキーマ療法を 通じてのヨウスケさんと家族の回復
1 自らのスキーマとモードについて知る
2 ヨウスケさんと家族の変化
第3章 慢性的な生きづらさを持つワカバさん
1 ワカバさんとの出会い
2 セルフモニタリングによって見えてきたこと
3 マインドフルネスのワークとそれによる気づき
4 「生きづらさ」への気づきとスキーマ分析
5 新たな生き方の模索と生活の変革
おわりに
Lecture
認知行動療法とは何か
マインドフルネスとは何か
スキーマ療法とは何か
Exercise
レーズン・エクササイズ
呼吸のマインドフルネス
歩くマインドフルネス
ボディスキャン
葉っぱのエクササイズ
シャボン玉のワーク
感情や思いを壺に入れるワーク
バーチャル味噌汁エクササイズ
香りのマインドフルネス
感想・レビュー
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ネギっ子gen
morinokazedayori
GX
ゆ
ひかりパパ