内容説明
実際に調査・実験を計画し、その過程で得られるデータを扱ううえで基礎となる統計学的な考え方、必要な統計手法を実例とともに解説した医学統計学の入門書。第7章について、疫学用語の精緻化を含めた大幅な改訂を、8.5節については、統計ソフトウェアを利用した解析を念頭に大幅な改訂を行った。
目次
医学と統計学
医学データの整理
統計学的推測の基礎
飛び離れたデータのGrubbs‐Smirnov棄却検定
平均値に関する推測
相関係数と回帰直線に関する推測
頻度に関する推測
実験計画法―分散分析
標本の大きさの決め方
生存時間に関する推測
多重比較
用量-反応関係の検出
交絡因子の調整
医学的に意味ある差を積極的に評価する検定―〓(デルタ)検定
多変量解析
多変量解析
著者等紹介
古川俊之[フルカワトシユキ]
1931年大阪府に生まれる。1955年大阪大学医学部卒業。現在、国立大阪病院名誉院長、東京大学名誉教授。医学博士
丹後俊郎[タンゴトシロウ]
1950年北海道に生まれる。1975年東京工業大学大学院理工学研究科修了。国立保健医療科学院技術評価部部長を経て現在、医学統計学研究センター長。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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