内容説明
戦国史上最大の逆臣と言われる明智光秀。信長に仕えて以降は詳しく伝えられているが、その出自と最期は判然としない。そこに改めて光を当てたのが海音寺潮五郎。名著『武将列伝』から光秀に関わる武将の列伝を新たに編んだのが本書である。斎藤道三、織田信長、豊臣秀吉、前田利家など七人。歴史小説の真髄をいま読者に!
著者等紹介
海音寺潮五郎[カイオンジチョウゴロウ]
明治34(1901)年、鹿児島県に生れる。国学院大学を卒業後、指宿や京都で中学校教師を務めるかたわら創作にはげむ。「サンデー毎日」大衆文芸賞受賞を機に、執筆生活に入る。昭和11年、『天正女合戦』で第3回直木賞を受賞。和漢の書にあまねく通じ、綿密な時代考証の上に独自の史観を展開し、小説に随筆に新たな領域を拓き、多くの著作を残した。昭和52(1977)年12月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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