出版社内容情報
スーパーでバイトする売れないバンドマン、恋をしたのはピンサロ嬢。「尾崎祐介」が「尾崎世界観」になるまで。書下ろし短篇を収録!
内容説明
スーパーでアルバイトをしながらいつかのスポットライトを夢見る売れないバンドマン。恋をした相手はピンサロ嬢。どうでもいいセックスや些細な暴力。逆走の果てに見つけたものは―。人気ロックバンド「クリープハイプ」のフロントマン尾崎世界観、渾身の初小説。書下ろしスピンオフ短篇「字慰」収録!
著者等紹介
尾崎世界観[オザキセカイカン]
1984年、東京生まれ。4人組ロックバンド「クリープハイプ」のボーカル・ギター。多くの人から言われる「世界観が」という曖昧な評価に疑問を感じ、自ら尾崎世界観と名乗るようになる。2012年、アルバム『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』でメジャーデビュー。14年、18年に日本武道館公演を行い、シーンを牽引する存在に。男女それぞれの視点で描かれる日常と恋愛、押韻などの言葉遊び、そして比喩表現を用いた文学的な歌詞が高く評価される。16年に刊行された半自伝的初小説『祐介』は、「アメトーーク!」で読書芸人大賞の一つに選ばれるなど、大きな話題となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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