文春文庫<br> ムラサキ―いろがさね裏源氏

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文春文庫
ムラサキ―いろがさね裏源氏

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  • サイズ 文庫判/ページ数 329p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167838218
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

夜毎の淫夢に苛まれる美少女・紫沙。想いを寄せる男・ヒカルが母と情交を重ねていることも知らずに、少女はその日を待っている。

内容説明

明石紫沙は札幌の女子高校に通う十六歳。いまだ処女である。淫らな夢をみるたびに、忌まわしい血をうらみ、ひそかに思いを寄せる青年・原田ヒカルと結ばれる日を待ちこがれる、多感な少女…。だが、現世に降臨した“神”は、惨たらしく紫沙を穢すのだった。現代に甦った光源氏が繰り広げるセックスロマン。新展開の第二弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たお

4
わざわざ『官能』にしない方がいいのに。中途半端な『露出度』だから、萌えない……と云うか、普通の物語にも官能小説にもなりきれていない。この作者のエロスでない物語を読んでみたいとは思う。2012/10/22

ひろし

2
官能小説と書いてあるが、そんなに官能的ではない。政治的なものをネタにしているものの、作りきれていない。官能、物語双方がどっちつかず。源氏物語(?)ってのも良くわからない。しかし登場人物の1人である人間国宝の襟蔵(えりぞう)という名前には笑ってしまった。2012/11/15

とうくぼやかや

0
ジャケ買い。前作は読んでない。どこらへんが新感覚官能小説なのかわからない。オウム事件、震災原発事故、海老蔵、大王製紙、船場吉兆、民主党政権のごたごたと、なじみの深い出来事を背景に、源氏物語をインスパイヤってところで、内容うっすいわ。眠たくなる内容でもないので、時間つぶしにはいいかもね。かおるが出てきたらヒカルの立場が暗転するような。なんにしても、もうちょっと盛り上げられそうな流れなのに、淡白すぎ。2012/11/11

まを

0
んん。前作の方が面白かったかな。今作は女君たちにちょっと勢いがない。しかし前作に続き色々なスキャンダルや事件、政治などを取り込んでてニヤニヤする。これは女房の気持ち…かな?次の巻はカオルだろうか。2012/10/20

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