内容説明
ドイツが最新鋭潜水艦4隻を中東のテロ支援国家へ供与!その情報に世界は揺れた。エネルギー危機に陥ったドイツが石油と潜水艦を交換する密約を交わしたのだ。すでに艦は中東へ向かいつつある。英米による阻止作戦が練られる一方で、イギリス艦が撃沈された!一触即発の中、熾烈な潜水艦狩りが開幕する。白熱の軍事スリラー。
著者等紹介
エドワーズ,ジェフ[エドワーズ,ジェフ][Edwards,Jeff]
カリフォルニア在住。23年間にわたりアメリカ海軍対潜戦特技官として活躍、退役後、米海軍のハイテク水中戦に関するシンクタンクのコンサルタントとなり、現在も活動中。『U307を雷撃せよ』は初の小説
棚橋志行[タナハシシコウ]
1960年生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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siopop
2
事件の発端はドイツのエネルギー危機からなのですが、原子力発電所の事故が原因でドイツ国内の原発を全部止め変わりに原油を急いで入手しなくてはいけなくなった・・・ と言う何とも今の日本と同じ経過で物語が始まります、まさか日本の政治家達がこの小説のような大胆な軍事作戦に踏み切るとは思えませんが、それでも一抹の不安を抱いてしまう話です、 もっともこの小説の醍醐味はそんなシリアスな内容より、もっと軽めな、もしもの軍事シュミレーションにあるのだと思います。ジャガイモのエピソードには思わず笑ってしまいそうになりました。2012/11/06
nur1202
2
(上下共通) 水上艦と潜水艦の戦闘の話となると、主に読むのは潜水艦側が主人公の話で、水上艦側が主人公の話ってのは初めてです。 やっぱり、潜水艦ものと比べて登場人物が多くなりがちなのが読んでいてちょっと大変でしたね。 この本を読むと水上艦側が圧倒的に優位に見えるんですよね。(^^; 実際は逆だと思うんだけれど。 なんであれ、水上艦側の作戦の建て方が新鮮な感じはしました。2010/10/11
kikizo
1
感想は下巻で。2016/10/14
けんちゃん
1
ぎっくり腰で起きれないので 一気に読んだ。現代の複雑な政治情勢、大統領もたいへんだ。おもしろかったので、85てん2014/07/20
tai65
0
星4つ2012/07/02