内容説明
好評シリーズ『私たちは繁殖している』の活字版。マンガで描けなかった妊娠、出産体験が満載の上、二人目出産当時から現在までの様子をイラストや文章で大幅に追加した。妊娠、出産の楽しさ、世間の常識の不合理さがぎっしり詰まり、妊娠を考えている女性にはもちろん、妊娠を理解したい男性にとっても最適の一冊。
目次
第1章 出産のはなし(私が個室を欲しい理由;逆子出産への道 ほか)
第2章 妊娠のはなし(街を歩く妊婦;「家庭科つわり」編み物の巻 ほか)
第3章 繁殖のはなし(新生児はいつから連れ歩いていいか;子連れのお仕事 ほか)
第4章 その後とその他のはなし(幼稚園へ;のび太のフルネームはのびのびた(だったよな) ほか)
著者等紹介
内田春菊[ウチダシュンギク]
1959年長崎生まれ。ウェイトレス、クラブ歌手、ホステスなどを経て、84年に四コマ漫画でデビュー。人気作家になる。93年発表の小説『ファザーファッカー』が大ベストセラーとなり、漫画『私たちは繁殖している』と合わせてBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もりもり@札幌
1
エッセイ。私たちは繁殖している(漫画)大好きだから、こんな本出てたんだなーと購入。著者の意志の強さというかこだわりが凄く好き。2017/04/23
コモックス
1
図書館で借りた本。読んだ後、育児にそんな悩まなくていいんだと心がすーっとした。彼女ほど奔放な性格ではないけど、もっと彼女みたいに楽しんで育児したいと思った。2016/11/10
らひたかおる
1
わたはん好きなので読んでみた。そろそろリアルに想像してしまう歳になってきたなあ…。会陰切開はやっぱり読んでるだけで怖い…これって、男の子が股間を蹴られた話とかきくだけできゅってなるのと同じ感覚だろうか笑 なんしか、子育てというのは人それぞれでおもしろい、そしてみんなむちゃくちゃ大変なんだろなあ。ここまで育ててくれた母が尊い。2012/02/11
つたじゅん
1
再読かも。この人の裏話はなかなか面白いけど、この内容で出版するのはあつかましいんじゃないかなあ。あんまり元ダンナとかダンナの家族とか自分の親とかの悪口を堂々と言ってる人はいないから、みんな怖いもの見たさで読んでしまうのかも。言う割に言い訳がましいのもなんだかな。2011/09/08
はにゃん
1
『私たちは繁殖している』をずっと読んでいたのでその最後かな?と思って読んでみた。こりゃ、シリーズを読んでなければ、何の話かわからんぞ。あるアーティストの生き様と思えばいのかもしれないが、同時代を生きている女として理解の範疇を超えてます。なので☆なし。2009/07/21