文春新書<br> がんはもう痛くない

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文春新書
がんはもう痛くない

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  • サイズ 新書判/ページ数 235p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166611614
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0295

出版社内容情報

緩和ケアは末期だけではない。がんによる心と体の苦痛を取り除きQOL向上のために患者を総合的に支える新しいトータルケアを紹介。がんの痛みはもうがまんしない! まだあまり知られていないがんと診断されたときからの緩和ケアについて、国立がん研究センターが進めている最先端のトータルケアを紹介する。
2016年12月に成立したがん対策基本法改正法を受けて、厚労省ではがん対策推進基本計画の見直しを進めている。「がん予防・がん医療の充実・がんとの共生」を柱とする新がん対策推進基本計画の素案には「がんと診断された時からの緩和ケアの推進、心のケアの充実」と明記され、積極的な緩和ケアが今後のがん治療における最重要課題になると注目されている。
最大のポイントは、
?治療中に生ずる痛みや吐き気などの苦痛をやわらげる「支持療法」
?積極的な治療を目的とした「体の緩和ケア」
?患者の病状や体調、環境にあわせたきめ細かな「心のケア」
?家族や仕事、お金、生活などを支援する「社会的ケア」
などが加わり、がんによる苦痛とQOLの低下を総合的にケアする「トータルケア」の推進、としたところだ。これからのがん治療は、個々に合わせた「オーダーメード治療」になると予測され、患者自身による意思決定と選択はますます重要になる。
そこで本書では、最新情報をもとにあらゆる角度から取り上げ、がんと診断されたときからの心と身体の苦痛によりそう「トータルケア」「緩和ケア」についての正しい知識、考え方、役立つ情報などを提供する。

内富 庸介[ウチトミ ヨウスケ]
編集

内容説明

がんの緩和治療は終末期だけではない。発症したその日から、患者、そして家族が、よりよく生きるためのサポートがある。身体の痛み、心の悩み、生活の心配、子どもと高齢者のケア―あらゆる側面からQOLを高める、国立がん研究センターの研究最前線がこれだ!

目次

第1部 身体の苦痛をとる(患者の痛みに向き合う;放射線治療の緩和ケア;薬で痛みをとる)
第2部 心の苦痛をとる(患者の悩みによりそう;家族の悩みによりそう;子どものサポート ほか)
第3部 高齢者と小児の苦痛をとる(高齢者の緩和ケア;小児がんの緩和ケア;小児がんの心のケア)

著者等紹介

内富庸介[ウチトミヨウスケ]
国立がん研究センター中央病院支持療法開発センター部門長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

3
ふむ2024/03/17

Woody

0
私にはスーと入って来ない内容だったので、途中で断念。22018/06/18

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