内容説明
「家の汚れは家族の崩れ」「巣戻しは、ひきこもりのもと」「家族で大切なのはプロセス」。家族カウンセラーとして出会った事例から、家族を「再生させる」「うまくやる」ポイントを伝授。
目次
「家の汚れ」×家族の崩れ
巣戻し要注意
子を振り回す「離婚」
大切な「プロセス」
逃げない
ステップ・ファミリー
子ども虐待?親虐待?
親で「教員」で
子捨て
国境を越えて
信じる者は…
意地っ張り
合同家族面接
著者等紹介
団士郎[ダンシロウ]
1947年京都市生まれ。同志社大学文学部心理学専攻卒業。公立児童相談機関、障害者相談機関の心理職25年を経て、1998年に独立。仕事場D・A・Nを主宰。2001年から立命館大学大学院教授。日本漫画家協会会員。全国で家族療法のワークショップや講演会を実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はな
34
図書館本。職場の人に勧められた1冊。家族って力になってくれることもあれば毒にもなりうということがよくわかる気がした1冊。近くにいるから気が付かないこともあったりそれがおかしいのかなって気が付けなかったり、第三者の目が普通はいることがないからわからないものだよねって思う。いろいろ考えさせられた。2019/03/31
boyblue
3
家族の結束力が高まるのはハッピーな時じゃないというのが印象的。苦労を共にすることは経験したいことじゃないけど、乗り越えた時には家族の一体感は増す。人生いい時ばかりじゃないから、雨降りのときにどう行動するか、そこは人としての真価が問われる。2010/09/18
ちい
0
家族の関係ってほんと難しい。 ケースワーカーも大変だ。 ちょっとのきっかけが全体に及ぼす変化を生み出すことに、コミュニケーションの面白さを感じました。2013/02/03