内容説明
古代ギリシアから現代まで、哲学者・思想家たちは「快楽」をどのように捉えてきたのか?快楽主義を唱えたエピクロス、精神活動の根源を快楽に求めたフランスの哲学者エルヴェシウス、快楽原理を論じたフロイトなど、多様な形の「快楽」を思想史に辿りながら、学ぶことこそ人間にとって最高の快楽であることを説き明かす。
目次
プロローグ 人間を動かす原理とは
第1章 エピクロスからはじまる
第2章 人間は快楽と苦痛によって動く
第3章 幸福を求めて
第4章 涸れることのない欲望の泉
第5章 学ぶことこそ最高の快楽
エピローグ 満たされないものを大切に
著者等紹介
木原武一[キハラブイチ]
文筆家。1941年、東京に生れる。東京大学文学部ドイツ文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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