NHK出版新書<br> ナチスと鉄道―共和国の崩壊から独ソ戦、敗亡まで

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ナチスと鉄道―共和国の崩壊から独ソ戦、敗亡まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 304p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140886632
  • NDC分類 686.234
  • Cコード C0222

出版社内容情報

なにが独裁国家を崩壊させたのか?

ナチス・ドイツを生み出した共和国の崩壊から、第二次世界大戦における敗亡までを、鉄道という切り口から描き出した通史。当時の最先端技術を結集した新車輌開発、交通政策をめぐる組織内外の駆け引き、鉄道からみた独ソ戦、死の特別列車……。「生存圏」拡大や「ユダヤ人絶滅政策」とも密接にかかわりながら、これまであまり語られてこなかったヒトラーとドイツ国鉄の「知られざる歴史」から、独裁国家終焉までの軌道を明らかにする!

内容説明

ナチス・ドイツを生み出した共和国の崩壊から、第二次世界大戦における敗亡までを、鉄道という切り口から通史として描きだす。当時最先端の技術を結集した新車輛開発、交通政策をめぐる組織内外の駆け引き、鉄道からみた独ソ戦、死の特別列車…。「生存圏」拡大や「ユダヤ人絶滅政策」とも密接にかかわりながら、これまであまり語られてこなかったヒトラーとドイツ国鉄の「知られざる歴史」を明らかにする。

目次

第1章 前史・統一機関車―ドイツ国鉄の誕生‐一九一四/一九一八~二九年
第2章 レール・ツェッペリンと「飛ぶハンブルク人」―一九三〇~三三・三四年
第3章 〇五形機関車とSバーン―一九三四~三九年
第4章 「休戦の客車」と凍える車輛―一九三九~四一年
第5章 戦時機関車と超広軌鉄道―一九四一~四三年
第6章 装甲列車と「死への特別列車」―一九四三~四五年
第7章 総統専用列車―ドイツ国鉄の崩壊‐一九四五年

著者等紹介

〓澤歩[バンザワアユム]
1966年生まれ。大阪大学大学院経済学研究科教授。大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程中退、在ベルリン日本国総領事館(当時)専門調査員などを経て現職。専門は近現代ドイツ経済史・経営史。博士(経済学)。著書に『ドイツ工業化における鉄道業』(有斐閣、第50回日経・経済図書文化賞)、『鉄道人とナチス』(国書刊行会、第44回交通図書賞、第20回鉄道史学会・住田奨励賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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六点

46
前著『鉄道のドイツ史』がドイツ鉄道事始めから始まる、ドイツの鉄道経営史だったのに比して、今回はWW1敗戦後のの「ドイツ国家鉄道」成立から、ナチスの崩壊に至るまでの短く、激烈な歴史である。ドイツの鉄道的統一は、ヴァイマール体制下の事であったのにも、驚いたが、ナチスの国威発揚の道具として、また、戦時輸送システムの一環として、そして、ユダヤ人問題の最終的解決の重要な足として、体制とともに歩み、殉じた組織であった。戦時の鉄道利用に関しては、同じ虐殺好き独裁者でもスターリンの方が、センスがあったと思う他なし。2021/10/29

鐵太郎

18
鉄道(ドイツ国鉄──ライヒスバーン)という視点でナチス・ドイツの12年間(1993/1/30~1945/4/30)の歴史を描き出したもの。あまり重要視されていなかった、というより世界最高のドイツ技術で当然と思われ、あって当然とかえって注目されなかった鉄道が、ナチス・ドイツの戦争技術にどれだけの役割を果たしたのか、その影でどんな政治闘争があったのか、どのような技術革新があったのか、どのような未来への展望があったのか。レール・ツェッペリン、超広軌鉄道などのとんでもない構想に驚いたねぇ。2023/09/13

fseigojp

9
やはり、大量輸送は鉄道と船 兵站が追いつかんと負ける2022/04/30

onepei

3
装甲列車が意外に活躍していたのに驚き2022/03/21

Go Extreme

3
統一機関車―ドイツ国鉄の誕生:1914/1918~29年 レール・ツェッペリンと「飛ぶハンブルク人」:1930~33・34年 05形機関車とSバーン:1934~39年 「休戦の客車」と凍える車輛:1939~41年 戦時機関車と超広軌鉄道:1941~43年 装甲列車と「死への特別列車」:1943~45年 総統専用列車:ドイツ国鉄の崩壊・1945年2021/11/12

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