内容説明
ミサイル発射、核実験、拉致問題、休戦協定の白紙化宣言…、国際社会を挑発しつづける北朝鮮の真意とは何か?冷戦およびその解体プロセスが生んだ朝鮮半島の複雑な状況や、分断国家という特異性など、北朝鮮が背負った歴史を紐解きながら、不可解な行動の背後にある北朝鮮独自の「論理」を読み解いていく。さらに、北朝鮮の政治体制の考察や国際情勢の分析を通して、北朝鮮にまつわる諸問題を解決するための方途を探る。第一人者の筆による、現代北朝鮮を知るための決定版の入門書。
目次
序章 なぜ「ならず者国家」と呼ばれるのか
第1章 なぜ独裁体制は継続しているのか
第2章 核やミサイルを開発するのは何のためか
第3章 なぜ国際社会を翻弄するのか
第4章 日本は北朝鮮とどう向き合うべきか
終章 北朝鮮は何を考えているのか
著者等紹介
平岩俊司[ヒライワシュンジ]
1960年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(法学)。松阪大学政治経済学部助教授、在中国日本国大使館専門調査員、静岡県立大学大学院国際関係学研究科教授などを経て、関西学院大学国際学部教授。専門は現代韓国朝鮮論。テレビや新聞・雑誌での北朝鮮解説でも知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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