Liberal arts<br> 表象文化論講義 絵画の冒険

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表象文化論講義 絵画の冒険

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  • サイズ A5判/ページ数 323p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130830683
  • NDC分類 723
  • Cコード C1070

出版社内容情報

東大教養学部の人気講義が、いまよみがえる――ジョットからウォーホルまで、テクストで絵画にまつわる表象の歴史に迫る。西欧絵画の歴史を概観し,具体的な作品に目をとめつつ,それがどれほど深く広い人文知に根付いているか,関連テクストをヒントに読み解くことで,美術史を大きく超えた「表象」の根源的な枠組み=エピステーメの変化を描き出す.人間存在の鏡としての絵画から世界を見る試み.

I ルネッサンス

第1講 絵画とは何か?――序論 

第2講 絵画の誕生――自然を師として

第3講 透視図法(パースペクティヴ)の誕生――表象空間の成立

第4講 人体比例の秘密――差と理性

第5講 双子のヴィーナス――天上と地上 

第6講 運動と力―― 〈火〉の出来事にはさまれて 

第7講 優美と驚異――迷宮あるいは重力の不在



II バロックからロマン主義へ

第8講 バロックの襞――演劇性と響き

第9講 鏡と墓――絵画による絵画論

第10講 輪郭であるよりは振動―― 〈光の部屋〉/〈夜の空間〉

第11講 事物の感情・生命の美――静物画の秘密

第12講 無限への情念・世界の崇高――風景画の〈眼〉

第13講 絵画の虐殺――そして〈眼のための饗宴〉



III モデルニテ

第14講 犯罪あるいは無関心――モデルニテの誕生 (1)

第15講 〈衝撃〉の美学・〈表面〉の輝き――モデルニテの誕生 (2)

第16講 造形空間の破壊――光・石・水 

第17講 肉体の〈激しさ〉あるいは魂の温度――〈性〉という床面 

第18講 パリからの逃走―― 〈絵画〉の南あるいは実存の子午線

第19講 絵画のディコンストラクション――空間化そしてOrgie



IV 絵画の〈爆発〉

第20講 コンポジションと感情 (1) ――絵画の悪魔祓い 

第21講 コンポジションと感情 (2) ――魂 vs.精神,立ちのぼる音楽

第22講 絵画は運動する――「なんちゃって」と「クソッタレ」

第23講 無意識のイメージ―― 〈謎〉の劇場

第24講 顔の出現――終わりなき〈見ること〉

第25講 洪水のあとの野兎――絵画の野生に向かって

第26講 つきまとう表面・〈どこでもない場所〉 ――カムフラージュの中に消える

第27講 終章―― 〈まとめ〉にかえて



あとがき<br>



小林 康夫[コバヤシ ヤスオ]
小林 康夫
小林康夫:東京大学名誉教授/青山学院大学教授

内容説明

たった一枚の絵のなかに途方もない“激しさ”が潜んでいる。ジョットからウォーホルまで。テクストを明かりに、人間の魂の“激しさ”にふれ、本質に迫るもうひとつの美術史。

目次

1 ルネッサンス(絵画とは何か?―序論;絵画の誕生―自然を師として ほか)
2 バロックからロマン主義へ(バロックの襞―演劇性と響き;鏡と墓―絵画による絵画論 ほか)
3 モデルニテ(犯罪あるいは無関心―モデルニテの誕生(1)
“衝撃”の美学・“表面”の輝き―モデルニテの誕生(2) ほか)
4 絵画の“爆発”(コンポジションと感情(1)―絵画の悪魔祓い
コンポジションと感情(2)―魂vs.精神、立ちのぼる音楽 ほか)

著者等紹介

小林康夫[コバヤシヤスオ]
1950年東京生まれ。東京大学大学院人文系研究科博士課程修了。パリ第10大学テクスト記号学科博士号取得。現在:青山学院大学総合文化政策学研究科特任教授・東京大学名誉教授。専門:表象文化論・現代哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kiho

11
貴重な絵や図版に、なるほどの説明…なかなか知り得ない絵の世界に、ふんわりと入っていける…もちろんじっくり読み入ることも⭐2017/04/03

deerglove

2
そうかポロックは「洪水のあとの野兎」なのか。見た目はウサギというよりクマだけど(笑)。しかし小林先生のレトリック、美しいですね。図書館で借りて後半だけナナメ読みしましたが、滅多に見れない図版も多いし、借りて返すだけではもったいな過ぎるので購入決定!2016/11/13

check mate

1
神著2020/09/27

すべての

0
僅かでも絵画に新たな表現を持ち込むことが、いかに過激なことなのか、世界が塗り替わる臨場感が伝わる。抽象的だけど熱気のある文体が良い。

あわ

0
巡検の予習として読んだ。もう少し美術史を勉強したらまた戻ってきたい。2020/05/12

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