中公新書ラクレ<br> 英語コンプレックス粉砕宣言

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中公新書ラクレ
英語コンプレックス粉砕宣言

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121506788
  • NDC分類 375.893
  • Cコード C1280

出版社内容情報

日本人がなかなか払拭することのできない英語コンプレックス。中学・高校の六年間学んでも話せるようにならない絶望が、外国人と軽妙なパーティトークをできない焦りが、過剰な「ペラペラ幻想」を生んでいる。英語教育の現場をよく知る二人が、コンプレックスから自由になるための教育法・学習法を語り合う。とりあえず英語でコミュニケーションを取るための具体的な方策も伝授。黒船ショック以来、日本人に根付いた劣等感を乗り越えるための一冊。

内容説明

日本人がなかなか払拭することのできない英語コンプレックス。中学・高校の六年間学んでも話せるようにならない絶望が、外国人と軽妙なパーティートークをできない焦りが、過剰な「ペラペラ幻想」を生んでいる。英語教育の現場をよく知る二人が、コンプレックスから自由になるための教育法・学習法を語り合う。大学生、社会人向けに、英語の雑談でコミュニケーションを取るための具体的な方策も伝授する。

目次

1章 混迷の入試制度改革を検証する
2章 「英語植民地化」する日本
3章 小学校編・発音のペラペラ「感」を身につける
4章 中学校編・文法を「日本語で」教えよ
5章 高校編・「意味のある話」ができる力を身につける
6章 「とりあえず話したい」人のために

著者等紹介

鳥飼玖美子[トリカイクミコ]
東京都生まれ。立教大学名誉教授。上智大学外国語学部卒業。コロンビア大学大学院修士課程修了。サウサンプトン大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。同時通訳者等を経て立教大学教授。専門は英語教育論・異文化コミュニケーション論・通訳翻訳学

齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。明治大学教授。東京大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。専門は教育学・身体論・コミュニケーション論。『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞)シリーズなど著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

88
英語の学習方法について参考にさせてもらった。「文法は日本語で教えてもらう」・「意味を考えながら読む必要がある」・「日本語なまりの英語でも気にしない」。ただ気になったのは教材の媒体がDVD・CD・本のものしか挙げられていないこと。インターネットの動画でも非常に優れた教材が存在している(BBC Learning English)とか。YouTubeは字幕表示機能がついているので、英語の聞き取りチェックもすぐできる。文法をある程度理解した高校生ぐらいにはおすすめの教材だと思えるが、なぜ紹介されないのだろうか?2020/07/28

tamami

20
来年度から文科省が実施しようとしている国語と英語の教育についての疑問を、読書メーターで目にすることが多くなった。「私たちの言葉」が今後どう若者に伝えられていくかは、誰にとっても大きな関心事である。本書では、ただ英語を流ちょうに話せればよい、という皮相な言語教育観を粉砕するとともに、外国語を学習することの本質的な意味と、英語を楽しく学ぶための秘策が多々示されている。民間業者による英語の共通試験の導入中止等、お役人流に従うばかりでなく、様々な場で意見を表明し、流れを変えていくのは大切なことなのだと思う。2020/03/19

かずぼん

15
日本人のペラペラ英語コンプレックスという十字架を下ろし違った見方で英語をとらえようとする対談形式の本。大学入試改革の話から、小学校から始まった英語授業、中高での英語による英語の授業というナンセンスさを一刀両断する両者の語りに心地よさを得る。グローバル化だからペラペラ英語を、という発想、話しことば、英語によるコミュニケーションという視点ばかりが強調されて、英語の構造、日本語による思考、双方の文化の違いなどの視点が欠けていることに問題がある。発音に関しても、きちんと音声学を学ばないのは問題という点に共感した。2020/04/08

Tenouji

15
日本の素晴らしさは、ここで提案されている英語勉強法は、書店等に行けば、だいたい手に入る、ということかな。ただ、どれが英語を学び、能力を測定する、標準的な方法か、と決めるのは、恐ろしく難しいだろうね。ちなみに、鳥飼先生はクイーン好き?w2020/02/15

小紫

12
内容の無いペラペラ「感」の英語なんて、長い目で見たら結局は無用の長物だと思いを強くしました。日本語でマトモに話せないのに英語だけ喋れるなんてあり得ないですし、そのくせ英語を英語で理解させようとする学校教育なんて、もはや意味不明にしか思えません。この本に書かれてあるように、しっかり日本語で説明された文法を理解して、ある程度のレベルの英文を読みこなしてアタマを鍛えた方がよっぽどマシというものです。私としては、自分の性向からしても喋るのは後回しで結構で、言うべきことを正確に網羅したメールで勝負するつもりです。2021/06/23

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