出版社内容情報
皇太子番としてお妃選びの取材に深く携わり、その後も長年皇室担当記者として、新天皇を間近で見てきた著者は言う。
「ご成婚までの長い道のりや、お世継ぎ問題、雅子さまの流産に適応障害、愛子さまの不登校――と、陛下はいつも家庭に課題を抱え、時に軋みも生じさせながらも、雅子さまと話し合いながら乗り越えてきた。国民の悩みや苦しみを自らのことと受け止め、心を寄せることは、天皇にとって大きな強みに違いない」。
発言と資料で、新天皇の本当の姿に迫った一冊。
内容説明
2019年5月1日、第126代天皇に徳仁親王が即位した。憲政史上初めての、先の天皇の生前退位による代替わりである。新天皇のこれまでの道のりは決して平坦なものではなかった。お世継ぎのプレッシャー、今に続く雅子さまの「適応障害」、愛子さまの不登校、先の陛下とのコミュニケーション…。これらの課題に新天皇はどのように向き合ってきたか。間近で見てきた元「番記者」が、印象的なエピソードとともにその素顔に迫る。
目次
第1章 新天皇の素顔
第2章 オランダ静養
第3章 ご結婚
第4章 天皇への道
第5章 山とジョギング
第6章 発言にのぞく思い
第7章 水問題
第8章 皇太子時代の仕事
著者等紹介
井上茂男[イノウエシゲオ]
1957年、東京都生まれ。皇室ジャーナリスト。元読売新聞編集委員。読売新聞社会部で宮内庁、皇宮警察本部、警視庁、警察庁などを担当し、警視庁キャップ、社会部デスクなどを務めた。1989年10月から93年6月まで「皇太子番」として陛下の結婚を追うとともに、「即位礼」「大嘗祭」「立太子礼」なども取材。また、デスクとして、先の陛下の前立腺全摘手術や雅子さまの適応障害の取材を統括。2005年2月から11年9月まで編集委員として再び宮内庁に常駐し、先の両陛下のサイパン訪問や東日本大震災の被災地お見舞い、新天皇ご一家のオランダ静養、ご夫妻の公務などを取材した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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なにょう
梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
chiemin