内容説明
国防に関する「世界の常識」が通用しない日本。「高い、古い、遅い」兵器の通達に税金が浪費されている。政治家もメディアも指摘しない、自衛隊の装備調達の異常な実態を明らかにする。
目次
第1章 「買い物官庁」防衛省と「丸腰」自衛隊(他国との価格差は一〇倍にも!;シビリアン・コントロールが効いていない ほか)
第2章 自衛隊の兵器を検証する 陸自編(89式小銃―性能は凡庸。しかも外国の四~五倍の値段;機関拳銃―使い勝手の悪い、ギャング向けの銃 ほか)
第3章 自衛隊の兵器を検証する 海自編(潜水艦―巨大化の一途を辿るも戦略なし;護衛艦―海上保安庁より遅れている ほか)
第4章 自衛隊の兵器を検証する 空自編(空中給油機―四機ではまったく足りない;F‐X―混迷の度を深める次期戦闘機選定)
第5章 日本の防衛産業の行方(商社は悪か;防衛産業の緩慢な死 ほか)
著者等紹介
清谷信一[キヨタニシンイチ]
1962年生まれ。東海大学工学部卒。ジャーナリスト、作家。2003~08年まで英国の軍事専門誌『ジェーンズ・ディフェンス・ウイークリー』日本特派員を務める。香港を拠点とするカナダの民間軍事研究機関、漢和情報センター(Kanwa Inofrmation Center)上級アドバイザー、日本ペンクラブ会員。欧州、中東、南アフリカなどでの豊富な海外取材とネットワークをベースにした防衛産業の分析には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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