内容説明
「21世紀の勝ち組」と言われるブラジル。サッカーW杯、リオ五輪のダブル開催も決まった。長い間、政治的・経済的に不安定で、社会矛盾も深根かったが、ルラという希代の指導者のもと、「風格ある大国」に生まれ変わろうとしている。資源と食料で不安を抱える日本にとって、その双方を豊富に持つこの国は、救世主に違いない。危機に強い国民性から、芸術的サッカーまで、ブラジルの驚きの「流儀」がいま明らかになる。
目次
第1章 社会・生活の話(なぜブラジル人は「優しい」のか;なぜ「デスパシャンテ」なる奇妙な商売ができたのか ほか)
第2章 経済・産業の話(なぜ「BRICS」では満足できないのか;なぜ超インフレを収まったのか ほか)
第3章 文化・歴史の話(なぜ事実上戦争をしなかったのか;なぜブラジルだけがポルトガル領になったのか ほか)
第4章 サッカー・スポーツの話(なぜブラジルサッカーは「いつも強い」のか;なぜ美しく勝たないといけないのか ほか)
第5章 政治・外交の話(なぜルセフ新大統領はここまでのし上がれたのか;なぜ最下層のルラが最強の大統領になれたのか ほか)
著者等紹介
和田昌親[ワダマサミ]
1947年、神奈川県生まれ。東京外国語大学スペイン語科卒。71年、日本経済新聞社に入社。整理部、産業部記者、サンパウロ特派員、経済解説部長、欧州編集総局長(ロンドン)、東京編集局次長を歴任。QUICK取締役、日経アメリカ社社長を経て、日経常務取締役(国際担当)を務める。2010年4月から日経HR社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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