新潮選書<br> ふたつの故宮博物院

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新潮選書
ふたつの故宮博物院

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106036828
  • NDC分類 069.6
  • Cコード C0322

内容説明

戦争と政治に引き裂かれ、「北京」と「台北」に分かれた、ふたつの故宮。同じ名をもつ東洋の二大博物館が、相容れない仲となって約半世紀が経つ。しかしいま、中国と台湾の歩み寄りが、両故宮をにわかに接近させつつある。数々の歴史的秘話や、初の「日本展」へ向けどのような水面下の動きがあったかを明らかにしながら、激動を始めた両故宮に迫る最新レポート。

目次

序章 故宮とは、文物とは
第1章 民進党の見果てぬ夢―故宮改革
第2章 文物大流出―失われたのか、与えたのか
第3章 さまよえる文物
第4章 文物、台湾へ
第5章 ふたつの故宮の始まり
第6章 中華復興の波―国宝回流
第7章 故宮統一は成るのか

著者等紹介

野嶋剛[ノジマツヨシ]
1968年生まれ。上智大学新聞学科卒業後、朝日新聞に入社。佐賀支局、西部本社などを経て、2001年からシンガポール特派員。イラク、アフガニスタンで戦争報道を経験し、『イラク戦争従軍記』(朝日新聞社、2003年)を出版。東京本社政治部記者などを経て、2007年から2010年まで台北特派員を務める。中華圏における政治、外交、文化など幅広い分野の取材・執筆を続けており、現在、朝日新聞国際編集部次長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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金吾

20
故宮博物院の歴史については興味がありましたので、面白く読めました。私は中国においては文物が正統性を担保すると思っていましたので、蒋介石も文物を優先的に台湾に運んだと思い込んでいましたがどうも違うみたいだというのが一番印象に残りました。北京には行ったことありますので、いつかは台北に行ってみたいと思いました。2021/10/15

umeko

16
非常に興味深く読んだ。故宮の歴史なのだが、その背景には台湾と中国との関係がある。歴史に翻弄されたのが物言わぬ文物だけに、考えさせられる内容だった。2019/07/06

ちんれん

9
北京と台湾の故宮の創設の歴史と2011年時点での日中台の政治を巻き込んだ話。物凄く面白い。この本の中国語版を注文してしまった。2014年に東京国立博物館の台湾故宮の初展示会には行った覚えがあるが、その際は北京と共同ではなかった気がする。11年以降にどんな変化があったのか興味が尽きない。2018/08/31

テキィ

8
台湾へ行ったのは何年前だったっけ? あの時、同行した同僚をかなり強引に説得して故宮へ行ったんだけど、それでよかったと思う。近代の宝物流出先が関西圏中心なのは改めて知った。西宮とか行ってみたい。2011/11/19

kokekko

6
「蒋介石が台湾まで文物を持っていた」ということは知っていても、具体的にどういう風に持って行ったのかまではまるで知らなかった。「老故宮(文物と一緒に海をわたった外省人)」など知らなかった言葉もいろいろ。良書。しかし今後の中国と台湾の関係はどうなるのだろう、香港のようになるのだろうか……。2024/03/19

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