出版社内容情報
2075年、環境破壊のために沿岸地域が水没しつつあるアメリカ。化石燃料の使用を全面禁止する法案に反発した南部三州が独立を宣言、合衆国は内戦に陥った。家族の大黒柱をテロで失った南部の貧しい一家の娘サラットは、難民キャンプへ避難する。北部へのゲリラ戦を繰り返す武装組織に接近する兄。サラットに自爆テロ攻撃をそそのかす謎の男。苛酷な運命に導かれる彼女はどこへ向かうのか──。
内容説明
2075年、環境破壊のために沿岸地域が水没しつつあるアメリカ。化石燃料の使用を全面禁止する法案に反発した南部三州が独立を宣言、合衆国は内戦に陥った。家族の大黒柱をテロで失った南部の貧しい一家の娘サラットは、難民キャンプへ避難する。北部へのゲリラ戦を繰り返す武装組織に接近する兄。サラットに自爆テロ攻撃をそそのかす謎の男。苛酷な運命に導かれる彼女はどこへ向かうのか―。
著者等紹介
エル=アッカド,オマル[エルアッカド,オマル] [El Akkad,Omar]
1982年カイロ生れ。ドーハで育ったのち、’98年に家族でカナダに移住。カナダの大手新聞社“グローブ・アンド・メール”にて調査報道に携わる。アフガニスタン戦争、グアンタナモ米軍基地、エジプトの“アラブの春”、米ミズーリ州ファーガソンで起きた白人警察官による黒人少年射殺事件などの取材を手がけたのち、『アメリカン・ウォー』で作家デビューを果たした。現在は米ポートランド在住
黒原敏行[クロハラトシユキ]
1957年生れ。英米文学翻訳家。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 2件/全2件