新潮文庫
シゴトの渋滞学―ラクに効率を上げる時間術

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  • サイズ 文庫判/ページ数 260p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101391915
  • NDC分類 336.2
  • Cコード C0133

出版社内容情報

最先端理論と実験から『渋滞学』『無駄学』を生み、企業から組織改善の依頼が殺到。超多忙な東大教授が教える画期的ムダ解消法!

なぜあなたの仕事は「渋滞」するのか?! 残業? やめなさい! 最大限に力を発揮? やめなさい! 電話応対は丁寧に? やめなさいやめなさいやめなさい! 8時間働くなら2時間余裕を。仕事は全力の7割。電話応対は交代制に。最先端研究から目からウロコの「渋滞学」を生み、各企業からムダ取り依頼が殺到する著者が教える画期的ムダ解消法。『シゴトの渋滞、解消します!』改題。

内容説明

なぜあなたの仕事は「渋滞」するのか?!残業?やめなさい!最大限に力を発揮?やめなさい!電話応対は丁寧に?やめなさいやめなさいやめなさい!8時間働くなら2時間余裕を。仕事は全力の7割。電話応対は交代制に。最先端研究を元に目からウロコの「渋滞学」を生み、企業からムダ取り依頼殺到中の著者による画期的ムダ解消法。

目次

1 個人の渋滞、解消します!(渋滞解消のためには「車間距離」をあけましょう;スケジュールの合間も「車間距離」をあけましょう;「安定」を意識すれば、予定の渋滞はなくなります ほか)
2 部内の渋滞、解消します!(スタッフそれぞれの「流れ」を大切にしてあげてください;最高の渋滞解消法は「会話をすること」「命令しないこと」;個人の能力は、なぜ部内の成果につながらないのでしょう? ほか)
3 社内の渋滞、解消します!(「三年で黒字になるけど五年で倒産してしまう情報」なら要りません;全体の改革のためには、視点を変えて仕事を見なければいけません;全体のムダ取りを考える基本「トヨタ生産方式」を紹介しましょう ほか)

著者等紹介

西成活裕[ニシナリカツヒロ]
1967(昭和42)年、東京生れ。東京大学先端科学技術研究センター教授。東京大学卒。修士及び博士課程は航空宇宙工学を修了、専門は非線形動力学、渋滞学。ドイツのケルン大学理論物理学研究所客員教授などを経て現在に至る。2007(平成19)年、『渋滞学』で講談社科学出版賞、日経BP・BizTech図書賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

287
交通渋滞の解消法を仕事の効率化に応用するという発想はおもしろいが、具体的中身を読んでみるとコジツケ感が強く、どうにも説得力に欠けるというか…読んでも「なるほど、やってみよう」という感覚になれない。実例も、どちらかというと著者の得意とする実際の交通渋滞の話が多く、現実問題として本書に書かれている内容を実践するのは難しいのではないかと思ったのが正直なところ。イマイチ2016/03/06

KAZOO

93
渋滞の理論を日常の様々な業務に結び付けていこうとされています。要はあまりせっかちになるなということで、そんなに目新しいことはないのですが、実際に本当にそれを守ることができる人がいるのでしょうか?ですので意識改革という面からはこのような本を読ませるのはいいのかもしれません。2017/08/11

シブ吉

42
以前に読んだ「ラジオ北野」に登場した「渋滞学」を思い出し、手に取った一冊。いろいろな事に共通することは、滞ることは良くないこと。クルマの渋滞だけでなく、仕事だって渋滞する。それを解消させるにはどうすればよいか?そのヒントを求めて読み進めました。本書は3部構成で、1.個人、2.部内、3.社内と分かれ、それぞれの渋滞解消に向けた提案を見るにつけ、クルマの運転同様、心がけ一つで渋滞は緩和できることを感じさせられました。特に、「譲りあう社会」こそが集団全体の利益を最大にしてくれるという結論には大いに共感でした。2013/06/18

つくよみ

21
★★☆ 交通渋滞が世の中にどれだけの損失をもたらしているか、それを解消することによってどれだけの利益が得られるか。誰もが感じることだけれども、では、実際に渋滞を解消するその方法は?また、渋滞とは道路上だけの現象ではなく、日常、仕事上で滞っていること全てと定義するならば、交通渋滞を解消する手法を、それらの解決にそのまま応用できないか?そのような視点で、渋滞とその解消法を考察した本。読みやすく、お薦めです。2013/05/31

Gatsby

18
渋滞学という学問研究をしている人かいるというこは以前から聞いていたが、文庫本で目についたので読んでみた。渋滞というと、交通渋滞しかイメージできなかった私は、もっと広い意味でその言葉が使われていることに興味を持った。渋滞を正常な、あるいは理想的な「流れ」が滞っている状態と考え、交通以外にも、仕事や人間関係なども、「流れ」だと考える。そこから見えてくることはたくさんあって、短期的に自己利益を追求するとよくないとか、自分の全力は(中略)自分のエゴも最大限に発露させてしまうという指摘に思わずうなずいてしまった。2013/08/28

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