新潮文庫<br> かんじき飛脚

個数:
電子版価格
¥869
  • 電書あり

新潮文庫
かんじき飛脚

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年05月20日 19時22分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 571p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101213439
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

この脚だけがお国を救う――加賀から江戸へ、命を賭しても秘薬を運べ!
児玉清氏絶賛! その心意気に圧倒される、傑作時代長編!

内容説明

江戸老中松平定信から、内室同伴という前例のない宴に招かれた加賀藩主前田治脩。それは治脩の内室が病床にあることを知った定信が、藩を意のままにしようと企てた陰謀だった。窮地に陥ったお国の命運を救うため、選ばれたのは16人の飛脚。彼らの任務は、病の特効薬「密丸」を運ぶこと。行く手には、大雪、荒海、刺客が立ち塞がる―戦う男たちの心意気に圧倒される、骨太の傑作時代長編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

41
山本作品の中で「ジョン・マン」の次にお気に入りになりました。 江戸と金沢を5日で走り抜ける三度飛脚の世界が描かれています。 雪深い山奥での公儀隠密との闘い。 大波が打ち寄せる僅かな隙をついての走り抜けと、ハラハラドキドキの連続。 仕事に対する責任感、仲間に対する信頼感、 そして道みちで触れ合う人々との助け合い。 人間の素晴らしさを教えてもらえました。2015/02/03

tengen

35
大身加賀藩の動静を懸念する幕府。 秘密裏にされた前田家内儀の病気を咎めようと画策する。 幕府の陰謀を察した前田家は秘薬の密丸を金沢から江戸へ迅速に届けるよう加賀藩御用を担う飛脚宿浅田屋に運命を託す。 情報をキャッチした公儀隠密はそれを阻止しようする。 脚自慢の三度飛脚と御庭番が真冬の街道で激突する。2021/07/22

くまクマ

33
同じ目的のためにメンバーが精一杯走るなんて素敵ですね。そしてまた、男の帰りを一途に待つ女達にも心が温まります。玄蔵の活躍がもっとあって欲しかったのと、最後におくみが平吉を男勝りに睨んでいるシーンには笑えました。2018/07/23

Atsushi

31
藩の命運を託された16人の飛脚たちが金沢と江戸の間をひた走るお話。困難な道のりも、大波にさらわれそうになった母子を助けたり、火事場で逃げ遅れた老人を救い銭箱と位牌を持ち出したりと大活躍。ラストのお庭番との壮絶な戦いはスリリングだった。仕事に対するプライドと仲間との固い絆を描いた一冊。2018/09/08

まど

21
高田純次さんが珍しく真面目に薦めていたので気になって読みました。命をかけて働く男たちのかっこよさったら!緊張感でいっぱいの中、小さな冗談をいう明るさやチームワークのよさなど素敵でした。高田純次さんがさらにかっこよく見える(笑)凍える寒さのなかでのブリの粕汁、酒饅頭おいしそうでした。2011/04/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/546005
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品