新潮文庫<br> 文豪の凄い語彙力

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新潮文庫
文豪の凄い語彙力

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  • サイズ 文庫判/ページ数 268p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101028613
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0195

出版社内容情報

的?・薫風・瀟々・蒼惶・慨嘆……。近現代の文豪たちが残した数々の奥深い日本語。辞書にも載ってない!?魅力的な言葉たちを、漢字の意味と成り立ちから分かりやすく解説します。文豪の語彙力を手に入れて、脱・平凡な文章表現!SNSに、ビジネスメールに、スピーチや手紙に、今日から真似して使いたくなる言葉が満載。楽しく読んで大人の教養と表現力が身につくベストセラー、待望の文庫化。

内容説明

薫風・瀟々・蒼惶・慨嘆…。近現代の文豪たちが残した数々の奥深い日本語。辞書にも載ってない!?魅力的な言葉たちを、漢字の意味と成り立ちから分かりやすく解説します。文豪の語彙力を手に入れて、脱・平凡な文章表現!SNSに、ビジネスメールに、スピーチや手紙に、今日から真似して使いたくなる言葉が満載。楽しく読んで大人の教養と表現力が身につくベストセラー、待望の文庫化。

目次

第1章 今日から使ってみたい文豪の言葉(的〓 的〓たる花―芥川龍之介;生中 生中手に入ると―内田百〓 ほか)
第2章 知ってる言葉・知らない言葉の意外な話(哀怨 哀怨な瞳がからみつく―山田風太郎;跳梁 不良鴉が跳梁している―北原白秋 ほか)
第3章 あの名作がまた読みたくなる言葉(海容 海容の美徳を示している―太宰治;猟官 猟官運動や利権運動―松本清張 ほか)
第4章 人生を彩る文豪の言葉づかい(出立 出立の日―夏目漱石;起居 体の起居の自由が利かない―徳田秋声 ほか)

著者等紹介

山口謠司[ヤマグチヨウジ]
1963(昭和38)年、長崎県生れ。大東文化大学文学部教授。博士(中国学)。フランス国立高等研究院大学院に学ぶ。ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イスタ

87
自分の語彙力のなさを実感して。でもこれ高度過ぎて私には使えない(笑)。さすが名だたる文豪さんたちは素晴らしい。もっと最近の作家さんたちの身近で使いやすい、でも おっ!となる語彙集があれば良いな。【 私は複雑な径路(何事かを成し遂げるための方法&そのための道筋)を歩んできたけど、秀雅(大変に優雅な)な山を眺めながら、恬然(静かで安らか、穏やかなさま)でありたい 】こんな言葉がスラスラ出てくるようになったら、周りの人たちはギョっとするかも(笑)。2021/07/03

佐島楓

71
知らない難解なことばを学ぶ目的より、こんな文豪いたんだ! という発見の書として読んだほうが楽しいかも。書きことばとしては今でも使うよね、という例も多かった。2021/05/13

さばずし2487398

41
明治から戦後までの文豪達の文章を例文に、「出立」「信書」「糖衣」など、現代文でも見かけなくなりつつある熟語などを紹介。漢字の成り立ちの話も。川端康成の「懐郷」の所で意味は同じでも「望郷」とは違うという説明がキュンとした。筆者の後書きで、ラノベを読んだ時の衝撃の話が面白かったが、良い悪いでなく確かに今の言葉環境は何でも言い過ぎなのは凄く分かる。昔の人達は、それを敢えて言外に出さず行間を感じて貰おうと熟語の選び方も幾重にも工夫していたのだろう。そこに、経験や想像力の豊かさがあり、正に教養のある芸を感じる。2022/03/16

がらくたどん

25
近現代の文学作品に使われた言葉を用例を挙げて解説した読み物。今はほとんど日常で使わない漢語由来の熟語の意味を出典と共に解説される楽しみ(蜂の描写で「拘泥」を使う大仰さが憎い志賀直哉)は無論だが、文豪諸氏が思いを伝えるために捻りだした表現・用法が最高。序章からして「すっぽり飯」(米飯のみの侘しい食事by荷風)ですと!芸者が客と女中に使い分ける声色を「糖衣を脱いだ地声」と現す幸田文のピシっとした無駄のなさ。梅雨の途切れを「小絶えている雨」と書く円地文子のしめやかな色気。漢語の知識を超えた「使う力」を感じる。2021/07/14

みこ

25
そのまま国語の教科書として使える一冊。言葉の意味だけでなく、更生している漢字の成り立ちや、同じ漢字を使った類義語も解説してくれる。使ってみたい言葉も多いので辞書代わりに手元に置いておきたい。ただ、周りの人が同等の語彙力を持っているとは限らないから注意が必要かも。自分の部下を紹介する時に私の爪牙となっている人物と紹介しても誤解を招きかねない。2021/06/23

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