出版社内容情報
「この1冊だけ持っていれば、核酸科学分野について基礎から最先端の研究まで十分」という核酸科学に関する定番書が本書である。研究者にとって必要な情報を網羅したまさにハンドブックである。
本書は2部構成である。「第I部 核酸科学の基盤概念・理論・手法」では核酸科学における基礎をそれぞれの第一人者が教科書的に解説している。物理化学、有機化学、分析化学といった基礎から、イメージング・医科学・農工学・生物学といった応用まで幅広く扱っている。
「第II部 核酸科学の最前線」では、マイクロRNAや遺伝子チップ、リボスイッチをはじめとした合計44のトピックについて、1テーマ4-5頁で簡潔にまとめている。
核酸科学分野の研究者はもちろん、他の分野でも核酸を利用する研究者や生命科学系の研究者は必ず手元に置いておくべき1冊である。
内容説明
核酸の基盤研究と応用・トピックス研究の2部構成。第1部では、核酸科学における物理化学、有機化学、分析化学などの基礎から、イメージング・医科学・農工学・生物学などの応用までの広範な領域について、基盤的な知識をわかりやすく解説。第2部では、44のトピックスについて1テーマ4、5頁で簡潔にまとめ、新しい知見も豊富に紹介している。
目次
第1部 核酸科学の基盤概念・理論・手法(物理化学;有機化学;分析・無機化学;核酸結合物質化学 ほか)
第2部 核酸科学の最前線(核酸二重鎖結合分子;核酸の二重鎖構造の安定化技術とその利用;グアニン四重鎖構造;核酸四重鎖結合分子 ほか)
著者等紹介
杉本直己[スギモトナオキ]
理学博士。1985年京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了。同年米国ロチェスター大学リサーチアソシエイト、1988年甲南大学理学部(現理工学部)講師、同助教授を経て、1994年より同教授。2003年より甲南大学先端生命工学研究所(FIBER)所長。2001~2004年は甲南大学ハイテクリサーチセンター所長を兼務、2014年からは甲南大学フロンティアサイエンス学部教授を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
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