講談社文庫<br> もう一度、お父さんと呼んでくれ。

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講談社文庫
もう一度、お父さんと呼んでくれ。

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  • サイズ 文庫判/ページ数 251p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062933568
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

父親失格なんて言わないでくれ。心を込めて娘を育ててきたはずだった。突然届いた「お父さん検定」。合格しなければ親権を奪われる。男手ひとつで、心を込めて娘を育ててきたはずだった。そこに突然届いた「お父さん検定」。合格しなければ親権を奪われる。差出人は亡き妻の母だ。健康か。家事はできるか。娘の気持ちをわかっているか。数々の審査項目に細野一郎は七転八倒。「そうだ、夏休みに旅行に行かないか?」「私、留学したいんだ」「今なんて言った?」期間は二ヵ月、娘に相応しい父への道のりは遠い。『ボク妻』著者が描く、一風変わった家族の物語。

第一章 お父さん検定が来た
第二章 失敗屋
第三章 父として
第四章 段々、父親と娘
第五章 お父さん検定
エピローグ 子別れ


樋口 卓治[ヒグチ タクジ]
著・文・その他

内容説明

心を込めて娘を育ててきた。そこに突然届いた「お父さん検定」。差出人は亡き妻の母。合格しなければ親権を奪われるという。健康か?家事はできるか?娘の気持ちをわかっているか?数々の審査項目に細野一郎は四苦八苦。世のお父さんに届けたい、家族の物語。

著者等紹介

樋口卓治[ヒグチタクジ]
1964年、北海道生まれ。放送作家。2012年、『ボクの妻と結婚してください。』(講談社文庫)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あみやけ

42
読みやすかったので、あっという間に読了です。前向きであたたかい話だけど、少し現実味がなくて、深さが足りない気もします。ただ、今の自分には失敗を恐れずにその時どうするか自分なりに考えて行動する必要はあることを再認識しました。それにしても、父と娘って、憧れます。★32022/11/20

豆腐

31
失敗屋 なんだか凄い仕事?だなぁ、 良い親子 良い上司 心温まる内容です でも、なんだか詰め込みすぎ で 良い作品でした ありがとうm(_ _)m2016/12/27

ロボット刑事K

16
失敗屋の話がメインではないとは知りつつも、ちょっと失敗の中身がもの足りない、って言うか失敗じゃないですよね。みんなワザとで、故意犯だし。失敗と言うよか、確信犯ですな。娘がパスポートをとる際に、血が繋がらないことに気付いたとのクダリはちょっと変ですね。きっと戸籍の事なんでしょうが、産まれてから養子にしたならいざ知らず、結婚してから産まれた訳ですし。と、重箱の隅をつつきましたが、泣きました。本当に私の涙腺は緩すぎで困ります。☆4つです。最後、何いい事言ったつもりになってるんですか。被害者にひっぱたかれますよ。2021/03/29

シュナ

11
「ボクの妻と結婚してください。」の方が好きだけど、これもホッコリする。 失敗屋をやっていけるのは、細野の人柄だと思う。細野は、娘を大切に想う。でも、想ってるだけでは伝わらない事もある。2016/05/01

CK

10
小説は「作り話」とはいえ、最低限の下調べはしていただきたいな、と思いました。基本的な設定が甘かったり、設定と行動がちぐはぐだったりと引っかかる部分も多く、ストーリーはとんだ茶番で、読むのが苦痛でした。2016/06/30

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