講談社文芸文庫<br> 現代詩試論/詩人の設計図

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講談社文芸文庫
現代詩試論/詩人の設計図

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062903523
  • NDC分類 901.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

多彩な詩作と批評活動で現代詩壇を牽引してきた大岡信の原点ともいうべき「現代詩試論」と「詩人の設計」を併録した鮮烈なる詩論集。多彩で果敢な評論の出発点『現代詩試論』、初の文庫化。

<内容紹介>
「折々のうた」で知られた大岡信の評論活動は、二十二歳の時に書かれた『現代詩試論』から始まった。詩人として、詩と信じたものの中でつかんだ言語感覚を、そのまま文字にたたき込む努力をした。散文でどこまで詩の領域に近づけるか、拡大できるか。『詩人の設計図』は、「エリュアール論」から、鮎川信夫、中原中也、小野十三郎、立原道造、パウル・クレー等へ及ぶ詩論。

二〇一七年四月五日、大岡信が永眠した。(中略)ランボー以降、あるいは中原以降、詩人は早熟と相場が決まっているが、それにしても、若き大岡の評価を決定したのは批評であって、その批評たるや、率直に述べてほとんど老成していると形容したくなるほど、完成されているのだ。しかも、文体はあくまでも若若しく新鮮なのである。詩壇が驚倒したのも無理はない。
―三浦雅士「解説」より

現代詩試論
現代詩試論
詩の必要
詩の条件
詩の構造
新しさについて 『地球詩集』の周辺
詩観について
純粋について
詩人の設計図
詩人の設計図 現代詩はなにをめざすか
鮎川信夫ノート
メタフォアをめぐる一考察 詩の方法の問題
中原中也論 宿命的なうた
小野十三郎論 歌・批評・リズム
立原道造論 さまよいと決意
エリュアール論
パウル・クレー 線と胚種
シュペルヴィエル論
シュルレアリスム ひとつの視点
自働記述の諸相 困難な自由
解説 三浦雅士
初出誌一覧


大岡 信[オオオカ マコト]
著・文・その他

内容説明

「折々のうた」で知られた大岡信の評論活動は、二十二歳の時に書かれた『現代詩試論』から始まった。詩人として、詩と信じたものの中でつかんだ言語感覚を、そのまま文字にたたきこむ努力をした。散文でどこまで詩の領域に近づけるか、拡大出来るか。『詩人の設計図』は、「エリュアール論」から、鮎川信夫、中原中也、小野十三郎、立原道造、パウル・クレー等へ及ぶ詩論。

目次

現代詩試論(現代詩試論;詩の必要;詩の条件;詩の構造;新しさについて―『地球詩集』の周辺;詩観について;純粋について)
詩人の設計図(詩人の設計図―現代詩はなにをめざすか;鮎川信夫ノート;メタフォアをめぐる一考察―詩の方法の問題;中原中也論―宿命的なうた;小野十三郎論―歌・批評・リズム;立原道造論―さまよいと決意;エリュアール論;パウル・クレー―線と胚種;シュペルヴィエル論;シュルレアリスム―ひとつの視点;自働記述の諸相―困難な自由)

著者等紹介

大岡信[オオオカマコト]
1931・2・16~2017・4・5。詩人、評論家。静岡県生まれ。東京大学国文科卒。父は歌人の大岡博。学生時代から詩作を始め、大学卒業後、読売新聞記者、明治大学教授、東京芸術大学教授、日本ペンクラブ会長、日本現代詩人会会長など。1972年『紀貫之』で読売文学賞、80年朝日新聞連載『折々のうた』で菊池寛賞、97年朝日賞受賞。2003年文化勲章受章。その他海外の受賞も多く、フランスでの叙勲も3度ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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toiwata

4
面白い本を面白く読めれば良いと常日頃思っている一読者には、強烈なテキストだった。まさしくその首貰い受けるという合戦の組み打ちである。古今東西の詩歌に通暁し、退廃に染まらず、倦むことなく、あるべきすがたを希求する作者の意思に言葉もない。2017/11/13

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