内容説明
明治国家成立の逆説。戊辰敗戦の屈辱に引き裂かれた若き武士の、爾来三十余年にわたる名誉回復の軌跡。
目次
序章 移行期における国家と藩
第1章 動乱の京へ
第2章 若き「周旋方」
第3章 戊辰の敗北、勝海舟との出会い
第4章 中央集権体制の確立にむけて
第5章 「第二勲藩」への道
終章 誠一郎・福沢・勝にみる敗者の生きかた
著者等紹介
友田昌宏[トモダマサヒロ]
1977年埼玉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。中央大学大学院博士課程修了。現在、中央大学講師。専門は幕末維新期の政治史。「幕末維新期における宮島誠一郎の国家構想」で第四回徳川奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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