出版社内容情報
八丁堀小町のちよは、自分は公方さまのお姫様かも?と思い込む。事の処理を頼まれた物書き同心紋蔵はどうする?人気シリーズ11弾。器量よしの娘と、三味線の名手の娘、ふたりの看板娘の自負心が引き起こす厄介事に、周囲の大人はてんてこまい!
八丁堀小町と呼ばれているちよは、料理茶屋・観潮亭(かんちょうてい)の看板娘として評判を得ていたが、抜群の三味線の腕を持つみわに看板娘の座を取って代わられる。さらに、みわの出生の秘密に負けん気を起こしたちよが「あたいは公方様のお姫様かもしれない」と思い込み……。
表題作他全8編収録の人気捕物帖第11弾。
真冬の海に舞う品川の食売女(めしうりおんな)
象牙の撥(ばち)と鬼の連れ
みわと渡し守
磔になる孕んだ女
取り逃がした大きな獲物
中秋の名月、不忍池池畔の謎
孰(たれ)か微生高(びせいこう)を直(ちょく)なりと謂うや
ちよの負けん気、実の父親
佐藤 雅美[サトウ マサヨシ]
著・文・その他
内容説明
八丁堀小町と呼ばれているちよは、料理茶屋・観潮亭の看板娘として評判を得ていたが、抜群の三味線の腕を持つみわに看板娘の座を取って代わられる。さらに、みわの出生の秘密に負けん気を起こしたちよが「あたいは公方様のお姫様かもしれない」と思い込み…。表題作他全8編収録の人気捕物帖第11弾。
著者等紹介
佐藤雅美[サトウマサヨシ]
1941年1月兵庫県生まれ。早大法学部卒。会社勤務を経て、’68年からフリー。’85年『大君の通貨』で第4回新田次郎賞、’94年『恵比寿屋喜兵衛手控え』で第110回直木賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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