出版社内容情報
2010年9月11日、被爆ピアノ、ニューヨークへ!
被爆ピアノの音は、平和を願う声。
ピアノと調律師との、奇跡的な出会い。
矢川光則さんは、被爆2世として生まれながらも、原爆や平和についてまったく意識せずに育ちました。しかし、ピアノ調律師となり、ピアノの調律・修理・寄贈という活動をしていくなかで、偶然、「被爆ピアノ」に出会います。「被爆ピアノ」との出会いによって、彼がどのように平和への意識に目覚めていったのか、その足どりをたどります。
※小学上級から
矢川 光則[ヤガワ ミツノリ]
著・文・その他
内容説明
矢川光則さんは、被爆二世として生まれながらも、原爆や平和についてまったく意識せずに育ちました。しかし、ピアノ調律師となり、ピアノの調律・修理・寄贈という活動をしていくなかで、偶然、「被爆ピアノ」に出会います。「被爆ピアノ」との出会いによって、彼がどのように平和への意識に目覚めていったのか、その足どりをたどります。
目次
プロローグ 五十三歳だったわたしを変えてくれたピアノ
第1章 「ミサコのピアノ」との出会い
第2章 「知らないこと」はこわいこと
第3章 わたしを変えてくれた子どもたち
第4章 蓄音機が鳴る家
第5章 わたしを変えてくれた大人たち
第6章 ピアノは“生き物”―中古ピアノをよみがえらせる
第7章 海をわたる被爆ピアノ
エピローグ 平和の種をまく
著者等紹介
矢川光則[ヤガワミツノリ]
1952年、広島生まれ。ピアノ調律師。1972年、浜松市河合楽器ピアノ調律技術者養成所卒、河合楽器製作所入社。1993年、ヤガワ楽器調律センター設立。1995年、矢川ピアノ工房設立。1996年、環境保護の一環として、不用になったピアノを修理し施設に贈る活動をはじめる。2003年、ピアノ贈呈数が115台となり、広島市民表彰(市民賞)受賞。その活動のなかで、「被爆ピアノ」に出会い、2005年から被爆ピアノ全国巡演コンサートをはじめる。2010年9月、初めて「被爆ピアノ」が海外へ。ニューヨークでのコンサートを予定している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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