角川選書 シリーズ地域の古代日本<br> 東国と信越―シリーズ・地域の古代日本

個数:
電子版価格
¥2,530
  • 電書あり

角川選書 シリーズ地域の古代日本
東国と信越―シリーズ・地域の古代日本

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月29日 22時57分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 324p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047036956
  • NDC分類 213
  • Cコード C0321

出版社内容情報

ヤマト王権にとって異国に匹敵するほどの重要地域であった東国。勇猛果敢な性格で知られ、8世紀中頃以降の「坂東」は、征夷のための兵員・軍糧の兵站基地であった。しかし王権との平衡関係が崩れたとき、東国は王権への敵対地域として立ち現れてくる――。国造とミヤケ、渡来系移住民、古墳と埴輪の特質、国府・郡家(郡衙)などの官衙、村落寺院と地方寺院、ヤマトタケル伝承、「東国」観の変遷など、斬新な切り口で古代東国地域の実像に迫る。

内容説明

ヤマト王権にとって異国に匹敵するほどの重要地域であった東国。「東舎人」は勇猛果敢な性格で知られ、8世紀中頃以降の坂東は、征夷のための兵員・軍糧の兵站基地であった。しかし王権との平衡関係が崩れたとき、東国は王権への敵対地域として立ち現れてくる。国造とミヤケ、渡来系移住民、古墳と埴輪の特質、国府・郡家(郡衙)などの官衙、村落寺院と地方寺院、ヤマトタケル伝承、東国観の変遷など、斬新な切り口で古代東国地域の実像に迫る。

目次

1章 国造の世界
2章 東国と渡来系移住民
3章 古墳と埴輪祭祀
4章 役所と在地社会
5章 地方寺院と村堂
6章 ヤマトタケル東征伝承とアヅマ
7章 三川・穂・三野・科野・越の地域と社会
ESSAY 民俗の分布を考える

著者等紹介

吉村武彦[ヨシムラタケヒコ]
1945年生。明治大学名誉教授

川尻秋生[カワジリアキオ]
1961年生。早稲田大学文学学術院教授。日本古代史

松木武彦[マツギタケヒコ]
1961年生。国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授。日本考古学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫草

9
私、相模国生まれ、武蔵国在住なのですが、奈良時代が好きで奈良のことばっかり読んでて、地元のこと何も知らないので読んでみました。「何も知らない」人が読むにはちょっと難しいけど、巻末にキーワード解説とか、古代史関係施設一覧、参考文献なども付いていて、知らないけどもっと知りたい、という人にはいいと思います。実家の近くにも、今住んでるところの近くにも、古墳とかあったんだなあ。東国なんて、ずっと後に「イイクニ作ろう」とか言い出す人が出てくるまで、ろくに人も住んでない田舎かと思ってた。すみませんでした。2023/03/12

A.Sakurai

2
弥生時代から古墳時代に地方各地はどのように統治されていたのか,という疑問を持っている.本書は史料研究が中心なので,どうしても6世紀の推古朝あたりからの解説になって,それ以前はほとんど扱われていない.「国造本記」には地方首長である国造は天皇または有力ヤマト氏族の子孫であると記されている.これは地域豪族が擬制同族となったのか,本当にヤマトから入植したのか.一般的な理解だと前者らしいが,稲荷山鉄剣の銘のように5世紀から東国地域とヤマトのつながりは強いので古墳時代中期には仕組みが形成されたはずだ.2023/06/18

onepei

2
ついつい東海道視点で考えてしまうが、東山道視点も重要。2022/05/08

Oltmk

1
現在の考古学・文献史学などの最新研究で得られた成果を基に古代日本における地域社会を題材にした専門書で、本著は東国と信越をテーマにしている。東国における渡来系移住民の研究や、ヤマトタケルにおける東国伝承の再検など多岐に渡っており大変面白く読むことが出来た。ただ、本著の地域名などに馴染みがない方や古代日本の東国研究が気になる方向けにオススメの専門書などが挙げられてて本当に良かった。2023/01/15

Go Extreme

1
国造の世界: ミヤケを探す 国造りの名 東国と渡来系移住民: 帰化人 東方へ移動する人びと 馬と渡来系馬飼 ミヤケと渡来系氏族 古墳と埴輪祭祀: 古墳とツボの祭祀 古墳と埴輪群像 役所と在地社会: 地方の役所ー国府と群衛 東山道と駅家 地方寺院と村堂 ヤマトタケル東征伝承とアヅマ: 磯貝正義説と原秀三郎説 三川・穂・三野・科野・越の地域と社会 民俗の分布を考える2022/06/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19439873
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品