出版社内容情報
丸に尻尾を描いただけで豚のお尻に見えてしまうのは脳が必要な情報を瞬時に補って認識しているから。進化の過程で脳細胞が発達させてきた人間らしさとは何かの謎に迫る一気読み必至のエンタメ科学ノンフィクション!
内容説明
バナナに手をのばすことならどんな類人猿にもできる。しかし、星に手をのばすことができるのは人間だけ。類人猿は森のなかで生き、競いあい、繁殖し、死ぬ―それで終わりだ。人間は文字を書き、研究し、創造し、探求する。なぜ人間だけユニークな進化を遂げているのか?神経学者が解明する脳と心の謎。
目次
はじめに―ただの類人猿ではない
第1章 幻肢と可塑的な脳
第2章 見ることと知ること
第3章 うるさい色とホットな娘―共感覚
第4章 文明をつくったニューロン
第5章 スティーヴンはどこに?自閉症の謎
第6章 片言の力―言語の進化
第7章 美と脳―美的感性の誕生
第8章 アートフル・ブレイン―普遍的法則
第9章 魂をもつ類人猿―内観はどのようにして進化したのか
著者等紹介
ラマチャンドラン,V.S.[ラマチャンドラン,V.S.] [Ramachandran,V.S.]
カリフォルニア大学サンディエゴ校の脳認知センター教授及び所長。ソーク研究所兼任教授。十代の時に書いた論文が「ネイチャー」に掲載された神経科学者。視覚や幻肢研究で知られ、アメリカのみならず日本でもその研究内容は新聞・テレビなどで報道され大きな話題を呼んでいる
山下篤子[ヤマシタアツコ]
1952年生まれ。翻訳家。北海道大学歯学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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zirou1984
i-miya
bapaksejahtera
月世界旅行したい
やいっち