角川文庫<br> 惑星カロン―ハルチカシリーズ

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角川文庫
惑星カロン―ハルチカシリーズ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041051993
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

“ハルチカ”シリーズ最新作、はやくも文庫化!喧噪の文化祭が終わり三年生が引退、残った一、二年生の新体制を迎えた清水南高校吹奏楽部。上級生となった元気少女の穂村チカと残念美少年の上条ハルタに、またまた新たな難題が? チカが試奏する“呪いのフルート”の正体、あやしい人物からメールで届く音楽暗号、旧校舎で起きた密室の“鍵全開事件”、そして神秘の楽曲「惑星カロン」と人間消失の謎……。笑い、せつなさ、謎もますます増量の青春ミステリ、第5弾!

初野 晴[ハツノ セイ]
1973年静岡県生まれ。2002年『水の時計』で第22回横溝正史ミステリ大賞を受賞し、作家デビュー。ファンタジーとミステリを融合した独特の世界観の小説で注目を浴びる。著書に『漆黒の王子』『1/2の騎士』『トワイライト博物館』『向こう側の遊園』『わたしのノーマジーン』などがある。

内容説明

喧噪の文化祭が終わり3年生が引退、残った1、2年生の新体制を迎えた清水南高校吹奏楽部。上級生となった元気少女の穂村チカと残念美少年の上条ハルタに、またまた新たな難題が?チカが試奏する“呪いのフルート”の正体、あやしい人物からメールで届く音楽暗号、旧校舎で起きた密室の“鍵全開事件”、そして神秘の楽曲「惑星カロン」と人間消失の謎…。笑い、せつなさ、謎もますます増量の青春ミステリ、第5弾!

著者等紹介

初野晴[ハツノセイ]
1973年静岡県出身。法政大学工学部卒。2002年、『水の時計』で第22回横溝正史ミステリ大賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

128
ハルチカ5冊め。そして、ぶ厚い。学園ミステリとしての「理由ありの旧校舎」が気楽に読めた。そのほかの作品が意外に重厚。タイトル作の「惑星カロン」にいたっては、SFかも? と一瞬思ってしまったほど、現実から遠くに行ってしまった印象が残った。これらの作品は、いろんな要素が異なるとはいえ、宗田理の「ぼくらの七日間戦争」のシリーズと似た感触がすると思った。大人VS未成年。「子どもの大勝利」とは行かないのが現実とはいえ、力関係こそ逆転できなくても、ハルタやチカにとって前向きな結果に収めているのは、作者の思いだろう。2021/06/27

スズ

128
持ち主に不幸を運ぶ呪われたフルート、吹奏楽部・合唱部・軽音楽部の部員に届く不穏な音楽記号クイズ、夜中の僅かな時間に旧校舎の全ての窓が全開にされた旧校舎全開事件、試着室で人が消える都市伝説と死者を蘇らせるAIの4本立て。フルートの彫刻に隠された謎や、音楽にそれほど造詣の深くない人間に聴こえて、音楽のスペシャリストである音楽家には聴こえない音がキーとなる音楽記号問題等、音楽や楽器関連の短編多めの巻でハルタとチカの二人が本当に大好きです。シチューに苦手なカボチャを入れた母と喧嘩して籠城したチカ(高校生)に爆笑。2018/09/22

カメ吉

112
ハルチカシリーズの5作目。音楽暗号とか難しかったけど、ハルタとチカの漫才のような掛け合いは相変わらず健在で笑いました! 『旧校舎全開事件』は最高でした。次回作以降も楽しみです。2017/01/31

dr2006

75
本作を読み、読メを含めSNS上の自分(dr2006)が修飾や虚勢に溺れ、本当の自分から乖離していく事に潜在的に恐れている事がわかった。本心は生身の自分のリアルタイムな会話からしか出ないものかもしれない。ネットで発言をする事が当たり前となった昨今、分身の存在を客観的に評価する機会が必要だ。第五弾の本作は、背景と登場人物のキャラが定着している中での本格ミステリーの連作。どれも良かったが、特に最終話惑星カロンでは、思考のフレーム問題や、SNS、AIの弱点等がある種哲学的に取り上げられていて、深く感銘を受けた。2018/03/28

ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう

75
千年ジュリエットが未登録ですが、読んでます!ということで最新刊ー!嬉しい!なぜだかどうもアニメキャラとかぶらないな…笑。あ、映画化もおめ。見ないけど。さて、どれも面白いトリックで、頭働かないぶんスラスラ読んだ。回転数早い時はメモ取りつつミステリに挑む姐さんです。でも、後から楽譜に起こして暗号を解くのは厳しいな…。最後の惑星カロンもいろいろ想像を逞しく読んだものの、真相は読めず。しかしこういう軽い雰囲気の内容なのに、嫌にトリックはしっかりしてるというのがこのシリーズの気に入っているところ。2017/02/24

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