出版社内容情報
ピュリッツアー賞ジャーナリストが描く衝撃のクライム・ノンフィクション
ボストンを拠点にしていた実在のギャング、ホワイティー・バルジャーと、彼の幼馴染みでFBIボストン支局の実力者、ジョン・コナリーの間で結ばれた禁断の密約は、FBI史上最大のスキャンダルだった。
内容説明
全米で最も有名なギャング、“ホワイティ”・バルジャー。1975年から97年まで、ボストンの裏社会に君臨し続けた男。FBIの特別捜査官のコノリーは、手柄をたてたいがため、同じ町角で育ったバルジャーを密告者とした。二人の間で交わされる密約。しかしそれは、私利私欲のために乱用され、やがてFBI史上最悪のスキャンダルに発展した。ピュリッツアー賞受賞ジャーナリストが明らかにする、渾身のノンフィクション!
目次
1 第1部(一九七五年;サウス・ボストン;厳しい代償;かいくぐって;一着、二着、三着)
2 第2部(ふたりだけの暴力団?;裏切り;プリンス・ストリートの殺し屋;うまい料理、上等のワイン、汚い金;殺人会社;米国バルジャータウン;黒ミサ;ホワイティの影;コノリーの話;暴かれた秘密)
3 第3部(フレッド・ワイシャック;ヘラーのカフェ;毒を喰らわば皿まで;パーティーは終わった)
エピローグ
著者等紹介
レイア,ディック[レイア,ディック] [Lehr,Dick]
ボストン大学ジャーナリズムの教授。19年間、ボストン・グローブ紙で記者を務め、ピュリッツアー賞の最終候補や、ハンコック賞ほか数々の賞に輝いている。『ブラック・スキャンダル』でエドガー賞を受賞した
オニール,ジェラード[オニール,ジェラード] [O’Neill,Gerard]
ピュリッツアー賞受賞経験を持つジャーナリスト。25年間にわたり、ボストン・グローブ紙の調査チームで編集者を務めた。ほか、AP通信編集長賞、ジェラルド・ローブ賞を含め、多くの報道賞を受賞している
古賀弥生[コガヤヨイ]
東京女子大学文理学部英米文学科卒業後、外資系企業などに勤務したのち、1988年にフリーランスの翻訳者として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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わたなべよしお
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たみき/FLUFFY
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