角川文庫<br> てとろどときしん―大阪府警・捜査一課事件報告書

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角川文庫
てとろどときしん―大阪府警・捜査一課事件報告書

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041019399
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



黒川 博行[クロカワ ヒロユキ]
著・文・その他

内容説明

中毒死事件で店を畳んだふぐ料理店。単純な食中毒かと思いきや、閉店前には立ち退かせ屋が姿を見せ、あとにできた店の支配人はつぶれた店の仲居だったことが判明。大阪府警捜査一課のふたりの刑事・黒マメコンビが巧妙に隠された真相を追う―(「てとろどときしん」)。タクシー強盗事件の意外な真実や電車内で見つかった切断された指の謎を、大阪弁の掛け合いで刑事たちが解き明かす。直木賞作家による警察小説の白眉。

著者等紹介

黒川博行[クロカワヒロユキ]
1949年3月4日愛媛県生まれ。京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業。大阪府立高校の美術教師を経て、83年、『二度のお別れ』が第1回サントリーミステリー大賞佳作。86年、『キャッツアイころがった』で第4回サントリーミステリー大賞を受賞。96年、『カウント・プラン』で第49回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞。2014年、『破門』で第151回直木三十五賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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修一朗

130
大阪府警シリーズを順番に読んでます。初出は1987年の作品,なので電話帳と血液型を駆使しての捜査ってとこも楽しめる。黒マメコンビの短編集と思いきや,吉永/デコちゃん,ブンさんも御登場の混載品だった。軽妙な会話を楽しんでいると話がするする頭に入ってくる名人芸はこのころからすでにあってその上トリックも秀逸なのが初期作品の楽しいところ。雑誌で「セリフの名手黒川先生」という記事を読んで,あの文章は徹底的な推敲した末に出来上がったものだと知って驚いた。トリックが秀逸と思う「てとろどときしん」がお気に入り。2021/07/17

ehirano1

105
相変わらず軽快でサクサク且つ、掛け合いが最高です(中毒になりそう・・・)。特に黒マメコンビは良いですね。シリーズがあるそうなので是非ともと思っています。2019/05/05

papako

75
大阪府警シリーズ。ラストは短編集でした。黒マメや吉永が登場する。短編なので、テンポよく進む。殺人から下着泥棒、恐喝など事件も幅広くて楽しめました。あとがきを読んで、黒マメの会話を考える時に大阪の古典落語を頭に置いていると書かれていて納得。漫才って言われるよりもしっくりきました。 もう、大阪府警のみんなに会えないのかなぁ。このシリーズ読んで良かったです。悪徳警官モノより断然良かったです。2016/10/28

森オサム

73
著者の初短編集。「大阪府警捜査一課シリーズ」で、色々な刑事が出て来ますが、かなり面白かったです。30年くらい前の作品ですので、科学捜査の部分では時代を感じる。今では成立しないトリックも有るし。しかしそれは仕方ない所なので、大阪弁の軽快な掛け合いを楽しみながら、捻りの効いたオチで更に楽しむ、おススメです。ただ本作の書かれた87年から91年は私が大阪に住んでいた時期なので、懐かしくてひいき目にはなるんですが。大阪球場に南海ホークス観に行ってたからなぁ、「あぶさん」も集めてたし。すいません、関係無い話で(笑)。2017/05/10

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

72
大阪府警シリーズの短編集。「黒マメ」コンビの話が三作と他が二作。短編なのである程度筋が読めてしまったり、あるいはいきなり解決編になったりする感もあるけれど、その辺はご愛敬。この中ではやっぱり黒マメコンビのテンポの良い会話が良いなぁ。★★★2020/01/06

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