出版社内容情報
武将、町民、政治家、歌人、文豪、音楽家など……下は15歳から上は120歳まで、歴史上のあらゆる人物の臨終の様子を蒐集した稀代のノンフィクション! 第一巻目は15?55歳で死んだ人物を収録。
内容説明
この世に生を享けた者、誰もが逃れ得ぬ事象、「死」。若き日からこれに興味を抱き、作品を通して独特の死生観を描いてきた山田風太郎。氏が集めた総勢923名という膨大な死の記録である。歴史に名を残す著名人(英雄、武将、政治家、犯罪者、芸術家、文豪、芸能人など)の臨終の様子が淡々と綴られ、死者の人生までも浮き彫りにしていく。上巻では十代から五十五歳で死んだ人々324名を収録。
目次
八百屋お七
大石主税
アンネ
森蘭丸
天草四郎
藤村操
山口二矢
ジャンヌ・ダルク
中山忠光
大山信子〔ほか〕
著者等紹介
山田風太郎[ヤマダフウタロウ]
1922年兵庫県生まれ。東京医科大卒。47年「達磨峠の事件」で作家デビュー。49年「眼中の悪魔」「虚像淫楽」で探偵作家クラブ賞を受賞。その後、58年『甲賀忍法帖』を発表し忍法ブームに火を付けた。2000年、第4回日本ミステリー文学大賞を受賞。2001年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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