子どもの学力は「読解力」で決まる!―小学生のうちに親がゼッタイしておきたいこと

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子どもの学力は「読解力」で決まる!―小学生のうちに親がゼッタイしておきたいこと

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  • サイズ B6判/ページ数 157p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784023311091
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0037

出版社内容情報

子どものあらゆる学力の土台となり、また現代社会を生き抜くためのキーワードとなる「読解力」。この力があると全教科にわたって学力がアップし、毎日の生活でも物事を多面的にとらえられるようになる。人の気持ちがわかるようになる「共感力」、たくさんの情報から何が大切なのかを判断してまとめる「要約力」、またその内容を伝えるための「伝達力」。そして、これらに基づき人と意見を交換するための「コミュニケーション力」……。これらはすべて、子どもが人生を生き抜いていく力に通じていく――。今一番注目される学力の育み方を丁寧に解説、指南。親子で本を読んだり、テレビを見ながら実践できる、役立つメソッドを多数紹介。小学生を持つ親、必読の一冊!

内容説明

「読解力が身につくかどうかは、実は親次第です」。今すぐできる「読解力」の伸ばし方を多数紹介。子どもを伸ばす「親からの声かけ」具体例満載。

目次

第1章 「学力」を伸ばすには、「読解力」が欠かせない(読解力は、人生を生き抜く力である;読解力は、仕事力にも欠かせない! ほか)
第2章 「読解力」を伸ばすコツ(早口で声に出して読んでみる;あらすじを話させてみる ほか)
第3章 読解力は、家族との対話で育まれる(親子で共通のテキストを持とう;絵本で、読解力を刺激する ほか)
第4章 実録 テキスト『くもの糸』による、読解力トレーニング
第5章 親からの質問 Q&A(自分から本を読もうとしない;電子書籍やオーディオブックで読解力は高まるか ほか)

著者等紹介

齋藤孝[サイトウタカシ]
明治大学教授。1960年静岡生まれ。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。『宮沢賢治という身体』で宮沢賢治賞奨励賞受賞。『身体感覚を取り戻す』で新潮学芸賞受賞。2001年に出した『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞受賞)がシリーズ260万部のベストセラーになり日本語ブームをつくった。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shiho♪

19
「読解力」を獲得するにはやはり親の力が必須ということで、身に染みました( ̄▽ ̄;) 名作を読むのが最適と齋藤さん。まずは親の私が率先して読んで、子どもに読んでもらえそうな話を提示してあげる。なるほど。そこがまずハードル高いけど、なかなか手に取らなかった名作を読むチャンスと捉えよう。 読解力は客観的要約力(筆者の一番伝えたいところをつかまえる力)+主観的コメント力(自分はどう思うか)。テレビの感想を言い合ったり、新聞を活用するのも◎。読書感想文にも応用できるので、この夏休みは力を注いでみようかな。2021/07/19

サルビア

15
大変ためになった。子どもに読み聞かせだけで本を読むようにはならない、になるほどと思った。 蜘蛛の糸の文を改めてもう一度読むと深い文なのだな、と思う。もう一度じっくり読んでみたい。2016/07/01

ふみ

6
高校生のころ、国語の先生が「いじめっていうのは想像力のないレベルの低い人間がすることだ」と言っていたのですが、その言い様も内容もなんてかっこいいんだと思っていたものです。著者の”読解力”は、この想像力と通じるものがあるなぁと昔を思い出しながら読んでいました。本を読むと、語彙が増えるだけでなく、人にやさしくできる、場を読み上手く立ち回れる。本書には、そのスキルアップの手法が詳しく書いてあり(本に書き込むのはかなり抵抗がありますが)、すぐにでも実践したくなります。2016/10/14

shinko0925

5
「読んで理解する力」は学力のベースであり、あらゆる教科・科目を習得する上でのベースである点、同意です。言語能力を高めることが感情の安定に繋がる点、理解したものを人に話すことが知識の定着・再生に繋がる点、印象的です。子どもには沢山問いかけて、沢山話してもらおうと思います。2021/11/20

スウ

5
もーね。タイトル勝ちですよ。こういうこと言われたら読んじゃうなっていう。再読なんだけどだいぶ忘れて、自分の文章書き方指南のように読んでしまった。逆に子供にこれをやるとなると私にとってはハードル高くて辛くなる。絶対いやがるもんなー。メモ:*読解力は、客観的要約力と主観的コメント力の両輪からできている。*読解力の基本は、文章の一番言いたいことをつかまえる力。この話はどういう話なのかってこと。これを要約力と言う。*プラスアルファ、「この話にはどういう意味があるのか」を読み解く力。小論文。2017/01/12

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