内容説明
中学入試には毎年、新聞からの出題がある。出題者は新聞をどう読み、問題を作るのか。電子メディア全盛の今こそ、新聞が中学入試最良の「参考書」となる!前早稲田実業学校初等部校長で、国語教育のスペシャリストが、論説文、エッセイ、コラム、社説、報道、小説、漫画など、さまざまなジャンルから出題された中学国語入試問題を徹底分析。丁寧に解説を加えながら、新聞活用の学習法を教える。
目次
第1章 入試問題作成の現場から
第2章 論説文を読む―テーマをとらえよう
第3章 エッセイを読む―筆者と一緒に考えよう
第4章 コラムを読む―効果的な「表現」
第5章 社説を読む―現代社会を見つめよう
第6章 報道と小説を読む―自分の考えを表現する
第7章 詩・漫画・その他を読む―メディア・リテラシーを鍛える
第8章 新聞と国語学習
著者等紹介
町田守弘[マチダモリヒロ]
1951年千葉県生まれ。開成中・高等学校、早稲田大学卒業。早稲田大学系属早稲田実業学校中・高等部教諭、教頭(のちに初等部校長兼任)を経て、早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専攻は国語教育。博士(教育学)。三省堂国語科教科書編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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